御堂筋税理士法人の高原です。
皆さまの会社の経営予算に『IT予算』
という枠はございますでしょうか?
情報通信費として入ってますよ、と
おっしゃられる方もいるかと思いますが、
その額はちゃんと予算として
毎年見直しされていますでしょうか?
前年の実績額をそのままスライドさせているだけ、
ではないでしょうか?

売上予算、営業予算、原価予算といったものは、
皆さま毎年しっかり経営指標として
たてられているかと思います。
しかし、IT予算を毎年しっかり計画立てて
組まれるところは少ないのではないでしょうか?
その大きな一つの要因に、予算を立てようにも
まずIT面での戦略がないために、
どこを目的・目標にしたらいいかが分からない、
のではないでしょうか?

IT投資を行う領域として多いのは、
業務改善・効率化といった業務関連と、
マーケティングや営業などの顧客情報
といった情報関連かと思います。
こういった領域では、事業的な戦略に基づいた
業務戦略であったり、営業戦略といったものがたてられ、
目標値も決まっているかと思います。

ところが、その戦略を実現するための戦術と、
IT活用を行う具体策とが結びついていないために、
密接に連携できるはずのIT戦略がたたず、
IT予算が見えてこない、という現状があるかと思います。
当然、上記の結びつきをしっかりとつけて、
事業戦略や営業戦略に基づいたIT戦略を
立案できるようにしていく、ことも
非常に重要かつやらなければいけないこと、
ではありますが、一足飛びには難しいです。

そこで、方向をかえて、IT予算目標値を
先に決める、のはいかがでしょうか?

下に示すのは、IT投資の領域配分と、
売上高に対する投資割合を業種別に比較したものになります。

情報関連 戦略関連 業務関連 インフラ関連
金融業 12% 20% 14% 54%
製造業 21% 12% 13% 54%
小売業・輸送業 17% 17% 14% 52%
情報・サービス業 26% 11% 18% 45%
業種による投資配分の違い
対売上高 対経費
金融業 3.5% 5.2%
製造業 2.2% 2.5%
小売業・輸送業 1.3% 1.4%
情報・サービス業 2.0% 2.0%
業種によるIT投資額の割合

例えば、1年の売上が5億円の製造業の会社であれば、
年間IT予算は1,100万円となります。
皆さまの会社ではどうでしょうか?
上記の対売上高のパーセントに近いIT予算は
組まれているでしょうか?
また、組まれていた場合でも、投資配分が
上記4領域に配分されていますでしょうか?
数年前に導入した基幹システムの減価償却費のみ、
その他の領域はほぼゼロ、なんてことには
なっていないでしょうか?

ここ5~10年で、ITサービスのサブスクリプション化
(利用した分・期間だけ利用料を払う)
はどんどん進んでいます。
そのため、大きな投資を行わずとも、
お試しで自社にあったサービスかあるかどうか、
をトライアルできるような業務領域も非常に増えています。

皆さまの会社でも、IT予算というものをたてて、
今年はこの領域に集中的に業務効率化を図っていこう、
新しいサービスを使って新事業を始めてみよう、
といった計画立てをされるのはいかがでしょうか?

弊社のクレドには、昔から「我が社は実験台」というものがあります。
業務をITに置き換えていき、活用していく、
ということを、私が入社した3年ほど前から
どんどん進めております。
その大きな一つとして、サイボウズ社の「kintone」があります。

今度4月に、弊社でのkintone活用事例を、
サイボウズ社主催のイベントにて、
登壇させていただくことになりました。
「こういった使い方をすればいいのか」
「社内に浸透させるにはこういった手があるのか」
といったところのヒントになるかと思います。
オンラインで参加可能ですので、下記からぜひお申込みください。

https://kintonehive.cybozu.co.jp/-/osaka2021

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