昨日(5月21日)、大阪を含む関西圏でも「緊急事態宣言」が解除されました。

アフターコロナでの働き方はどうなっていくのか?どうしていくべきか?
について、いろいろ悩まれている方も多いのではないでしょうか?

緊急事態宣言下で一気に導入が拡がった「テレワーク」ですが、
アフターコロナでも引き続き続けていくべきです。

なぜなら、テレワークの働き方がうまくいくように運用することが、
日本で課題となっている「生産性向上」の解決につながっていくからです。

コミュニケーション、情報共有、指示・伝達、タスク、モチベーション
これらを遠隔な場所にいるメンバ間で、スムーズに行うことができれば、
自然と生産性も上がっていきます。

ここで、まずはテレワークの導入に必要なものはどんなものがあるか、
についておさらいしてみましょう。
下記の表は、テレワーク導入に「必要な項目」と「導入段階」について、
5つのステージに整理したものです。

(引用:ビジネス+IT)

みなさまの会社では、どのステージが当てはまりますか?
ちなみに弊社(御堂筋税理士法人)では、一部もっと進んでいるところも
ありますが、全体的にはステージ3になります。

テレワークをツールとして導入しただけ、の会社では、
下記のような声が聞かれます。

  • 生産性が上がらない(、逆に下がっている)
  • 社員がちゃんと働いているか分からない
  • (特に若手)分からないことがあって聞きたいが、聞けない
  • 仕事に集中できない、モチベーションが続かない

なぜこのような事が起こるのでしょうか?
それは

 「テレワークツールを導入する」=「どこでも仕事ができるようになる」

と考えているからではないでしょうか?

先述したように、スムーズに仕事を行うためには、
コミュニケーション、情報共有、指示・伝達、タスク、モチベーション
これら全てが遠隔にいるメンバ間で、適切に提供されている環境が必要です。

「電話をかけたが話し中でつながらない」
「承認をもらいたいが、出張中なので帰ってくるまで待たないと」
「仕事を振りたいが、横にいないと指示ができない(もらえない)」
といった、オフィス内で直接的なコミュニケーションが前提のやり方では
上手くいきません。

複数のメンバで、遠隔で仕事を進めるうえでの1つのポイントは、
「仕事の粒度を数日以内で完了できる程度に抑えること」
です。
そして、形式的な進捗報告よりも、実務的な情報交換を、
毎日同じ時間に小規模チームで開催することです。

仕事の依頼の仕方も、変えていく必要があります。
目的、内容、期限、どんなアウトプットイメージか、など、タスクとして
明確な形におとすことで、依頼する側・される側の双方に、共通の認識ができ
仕事の効率が上がります。

いかがでしょうか?
アフターコロナでもテレワークを続けていくべき、と感じられたでしょうか?

弊社では、そんなテレワークのお悩み事を相談する機会なども設けています。
https://www.management-facilitation.com/seminar/detail/220
※これは既に実施済みのものですが、今後も企画していきます。

働く場所にとらわれず、円滑なコミュニケーション・情報共有のもと、
仕事の生産性も向上する
働く方みなさんにとって、良いことしかないと思います。
ぜひ前向きな姿勢で、アフターコロナでのテレワークを進めていきましょう!

高原 直樹

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