御堂筋税理士法人の佐伯です。

どうもご無沙汰しております。

今回は先日読んだ本について紹介させていただきます。
著者 村中剛志で本のタイトルは、『「先読み力」で人を動かす』
という本です。

内容は先を見据えて行動するためには、どういった思考が必要かが書かれています。
私なりに簡単にまとめでみましたのでご紹介させていただきます。
■先読み力ってなに?
 1.「先読み力」とは起こりうる出来事(問題)を推測・発見する力のことであり、
   問題発生以前の解決スキル
 2.「先読み力」を養うには、仮説を検証するプロセスが重要
 3.起こりうる出来事を推測・発見する力を「先読み力」、
   先手を打つ1歩先に行動することを「プロアクティブ」
 4.「プロアクティブ」には3つのプロセスが必要。①認知(問題の芽を認知、発見する)
   ②タスク化(対応策をタスク化する)③実行(対応策を行うことで問題を事前回避)
 5.プロアクティブのメリット。①自分のために投資する時間を確保できる
   ②目標を短期間で達成できる③早いスピードで成長できる。
 6.リーダーがプロアクティブな行動をとることによりメンバーの成長とチームの成長を
   加速することができる。
■あなたの先読み力を知る
 1.できる人の5段階
   ⇒レベル1報告のみを行い、対応を観察する レベル2アドバイスをもらい解決する 
   レベル3解決の選択肢を提示する レベル4解決の選択肢とベストの案を提示する 
   レベル5選択肢を判断して実行し、結果を報告する
■先読み力を鍛えるタイムマネジメント
 1.タイムマネジメントで先読み体質にする
 2.1日の計画と実績を確認し、何を先延ばしにしたか・予定時間で終わらなかった理由を把握し、
   仮説をたてて修正する
 3.仕事は緊急性・重要性の軸で優先順位を考える
 4.その週のタスクのうち優先順位TOP5を洗い出す
   ⇒予定と実績を評価する(なぜ&どうして)
■リーダーに必要な3つのこころ
 1.リーダーとして必要な3つのこころ(心構え)
  ⇒①リードするこころ②援助するこころ③感謝するこころである。
   ①リードするこころ
   ⇒リーダーはプロアクティブに行動し、プロアクティブにリードする必要がある。そのためにシンプルに
    伝え理解されなければならない。
   ②援助するこころ
   ⇒自分でするのではなく、メンバーに任せ、そして見守り応援し、最後はゴミを拾って歩く。
    そのためにリーダーは余力を残しながら仕事をし、いざという時に対応できなければならない。
   ③感謝するこころ
   ⇒やらない人が悪いのではなく、伝えられない自分が悪い。
    そのために、命令ではなくお願いをして全体をコーディネイトする。

となっています。
ご興味を持たれた方は是非ご購入してみてはいかがでしょうか。

御堂筋税理士法人 佐伯でした。

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