信頼関係
2011.02.09
税務
決算書分析に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷です。
先日、四国のお客様(A社)のところへ
人事制度の見直しに行ってきました。
大阪を早朝に出て、久しぶりに四国へ。
朝から社長と社員さん達と一緒に
見直したい部分について色々話し合っていました。
そして、夕方には宿題をたっぷり出して、終了です。
この宿題をする期間は2週間しかありません。
本当にできる?という気になってしまいます。
しかし、A社の社員さん達は凄いんです。
きっと2週間後にはちゃんと仕上げているはずです。
A社の社長は常に忙しくされている方で、
全国各地、果ては海外まで飛び回っておられ、
会社におられることも少なく、
留守を守る社員の方々がとてもしっかりされています。
そして、A社の凄いところは
社長の意図することを理解しようとする
社員の方々の姿勢ももちろんですが、
何よりもそれを実行するスピード力です。
社長が忙しい方なので、
社長ご自身が決断⇒実行が早いというのはわかります。
(社長いわく、決断が早く見えているけれど、
決断前にず~っと考えてるんだよ・・・だそうですが。)
しかし、社員さん達がそれにしっかりついて行っておられるのです。
社長に
「なぜ、社長の言ったことが、
次にお会いした時には実現しているんですか?」とお聞きすると
「うちの社員達が、がんばってくれるから・・・」と。
いえいえ、がんばりはわかるけれど、
普通、そんなに早く実現しないですよ・・・と言っても、
社長は
「なんでかな~?でも、うちは社員が凄いんです」とおっしゃいます。
凄いのはわかるけれど、なぜそうなったのか知りたい!!
そこで、社員さんにお聞きしたところ、
「やらないといけないのであれば、
とにかく、早くしてしまわないと、
社長がいる間にチェックをしてもらえないので・・・。」なんだそうです。
お互いに「やらないと」という認識でつながり、
それを実際にやりきることができる。
やはり、それはお互いの間に信頼関係が
しっかりと出来上がっているからでしょうか。
社長は「社員たちがやってくれる」と信じている。
社員さんたちは「社長は自分たちならできる」と信じてくれている。
本当にいい関係性ができあがっていて、
うらやましい限りです。
2週間後、宿題ができあがっているであろう・・・と楽しみに、
また四国へ行ってきます。
決算書分析に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷でした。