コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木です。

毎月のドラッカー勉強会は、私も一受講者として参加しています。
自分が考えていることに、ドラッカーの言葉が突き刺さり、
ドラッカーの言葉からクライアントの問題に思考がシフトしたりと
マネジメントを読むと思考が行ったり来たりする回数が特に多くなります。

今回のテーマは、「目標管理と成果中心の精神」
その中で、私が一番響いた章は第36章のこの言葉、
『組織の目的は、凡人をして非凡をなさしめることにある。』

組織は天才に頼ることはできないので、凡人から強みを引き出し、
それを他の社の助けとできるようにする。

1人1人の強みを存分に発揮させなければならず、
不得意ではなく、得意なことに合わせなければならない。

組織における判定基準は、成果であって仲の良さではない。

仕事上の成果に基づかない人間関係は、貧弱な人間関係であって、
貧しい精神をもたらすだけである。


成果中心の精神とは、投入したもの以上のものを
生み出すことである。それは、エネルギーを創造することである。
そのようなことは機械では起こらない。
エネルギーは、保存はできても創造はできない。

投入した以上のものを得られるのは、精神の世界においてだけである。
精神とは説教ではない。行動の原理となるべきものである。
それは、訓戒、説教、よき意図ではなく実践である。

まとめ
1.組織の焦点は成果に合わせなければならない。
(1)成果の基準を高く持つこと
(2)成果を上げることを習慣化すること
  ※成果は常に成功することはできない。これは打率のことである。
   →だから、打率はチェックしなければならない。
   また、そこに失敗や間違いを許す余地がなければならない。
  ※あってはならないもの→自己満足と低い基準
2.組織の焦点は、問題ではなく機会に合わせなければならない。
3.配置、昇給、昇進、降級、解雇など人事に関わる意思決定は、組織の
  信条と価値観に沿って行わなければならない。
それらの決定こそ真の
  管理手段となる。
4.人事に関わる決定は、真摯さこそ唯一絶対の条件である。すでに身につけて
  いなければならない資質であることを明らかにするものではなければならない。
  そしてマネジメント自らが、自らの真摯さを明らかにしなければならない。

参加して下さっている経営者の方々との意見交換がとても心地よい!

コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木でした。


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