目標設定会議
2013.01.28
税務
人材育成に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷です。
目標設定会議を行いました。
この会社とのお付き合いは約3年。
税務の担当として毎月訪問し、
社長の仕事に対する思いをいつもお聞きしています。
その社長さんは有言実行の実践家で、
関与した当初は相当厳しい経営環境にあったのですが、
着々と目標に向かって活動をされて、
今は随分業績をあげてきておられます。
しかし、私自身、毎月訪問する中で、
社員の方たちと接することもあり、
なんとなく社長との温度差を少し感じていました。
もちろん、みなさん、頑張っておられるのですが、
与えられた目標に「よし、やってやるぞ!」というよりも、
「本当にできるの・・・?」という感覚を持っておられるように見えました。
そ
こで、社員の方々の思いを確認するとともに、
目標をもっと明確にして、実行していってもらおうということで、
社長に私の思いを伝え、半日だけ、この場を設定していただきました。
場所は当社セミナールーム。
みなさん戸惑いつつ集まってこられました。
まず最初は
「わが社がお客様に期待され、提供するものは何なのか」
ということについて話し合ってもらい、
各チームで模造紙にまとめて発表してもらいました。
何よりも自分たちのお客様は誰なのか?
そして、自分たちがお客様に提供するものは何なのか?ということを
書き出してもらうことで、それぞれが頭の中に持っているものを
共有し確認する作業です。
なんとなく頭の中にイメージはあるものの、
言葉にするのは難しいと言いながら、
仲間とワイワイガヤガヤとまとめてくれました。
そして、次に、明らかにしたわが社の活動の中で、
それぞれの部門、各人が周りから何を期待され、
何をしていけばいいのかをまとめてもらいました。
これについては、各部門に分かれての作業となり、
みなさん他部署の人たち、あるいは同じ部門の他の人たちから
何をしてほしいと思われているのか・・・なんて考えたことがないと
うんうん唸りながら考えていただきました。
しかし、これを考えることで自分自身が取り組むべき課題が見えたようで、
みなさん納得の様子。
その課題に対しての取組を何にするのか・・・というのは、
タイムオーバーで次回訪問までの宿題です。
みなさんの感想としては、
「なんとなく頭の中に合ったものを書くという作業をすることで、スッキリ明確になった」
「みんなが考えていることを知ることが出来てよかった」
「みんなに宣言することで、やらないと・・・という気持ちが強くなった」 など
いいお言葉を聞くことが出来ました。
社長からは
「 自分が考えていたことと違う答えを出している部分もあったが、
そうなんだ・・・と確認できてよかった。
すべきことが明確な部門とまだ理解できていない部門がハッキリしたので、
明日から対応していきます」とおっしゃっていただきました。
しかし、これで終了ではありません。
これが始まりですので、今後とも色々な取り組みを一緒にしていきたいと思います。
とにかく、2月初旬訪問時の宿題確認。
どんなものが出来あがっているか楽しみです。
人材育成に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷でした。