決算書分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 松本 です。

先日、3月決算のお会社にお伺いさせて頂いた際に社長様が
「来期の予算がほぼできたんです!!」
とエクセルで作成された予算表を見せて下さいました。

今までは、予算数値は、ほぼ社長の頭の中にあって
特に書面にて作成されることはなかったのですが、
今期は売上の見通しがかなり不透明で
何度も決算数値のシュミレーョンをしたという経験から
来期に向けて、特に経費面での予算作成の必要性を感じられたとのことでした。

予算は、ABC予算で作成され、
A:エクセレントパターン、B:標準パターン、C:最悪パターン
と売上、それぞれのパターンに応じた経費予算を作成されていました。

経費予算については、
月予算で管理するものと年間予算で管理するものに区別し
年間管理予算については、管理責任者がその進捗を管理していくことにされています。

「経費はB予算でスタートしますが、
売上の受注状況を見て、
A・C予算へと経費項目ごとにシフトできますから
システマテッィクに決算数値を考えていけると思います。」
とおっしゃっていました。

また、
「Cの最悪パターンの場合のシュミレーションができていると安心なんですよ。
その場合の手の打ち方を考えておけますから。」
ともお話されていました。

予算をたてることが目的になってしまいがちですが、
その予算を機動的に活用し、
予算管理についてのP⇒D⇒C⇒Aのしくみを考えられていると感じました。

決算書分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 松本 でした。


関連記事

Noimage 税務

コーチング研修

Noimage 税務

モバックセミナー無事終了!

Noimage 税務

行動力。

Noimage 税務

日本一の会計事務所を決める「第一回 会計事務所甲子園」全国大会出場決定!!

Noimage 税務

充実感と目標

税務

【必読】ふるさと納税の資料集めが簡単に!

Noimage 税務

出会い

Noimage 税務

リフォーム会社向けセミナー企画

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。