「第6期工務店経営見える化道場フォローアップについて」
2015.11.27
税務
御堂筋税理士法人 扇原です。
今年の5月から工務店見える化道場の講師を担当しています。
見える化道場の内容としては、下記のとおりです。
①月次決算の正確性
→月次決算でお金の出入りにより売上、仕入を上げるのではなく、
工事完成基準で業績管理をする。
②販売促進のフレームワーク
→チラシ、ポスティング、HPなどのチャネルから
何人の顧客が自社に接点を持っているかを見える化し、
転換率を用いて必要な活動を逆算する。
③経営のコックピットの作成
→フレームワークをコックピットに展開し、当月の実績を把握し
半年先の業績を見える化する。
このセミナーの目的としては、
工務店を経営する中で、将来どのような利益になるのか?
しっかりと半年先の利益を見える化しよう。
といったものです。
工務店経営といえば、前受金(未成工事受入金)、仕掛工事(未成工事支出金)など
すこしややこしいと感じる方もおられますが、
実際にはきちんと管理さえすれば、
だいたい半年先の業績を見える化できるのです。
(初回アポ→面談→見積り→受注→着工→工事→完成→引渡しのプロセスがあり、
約半年以上かかることから逆算で業績を見える化します。)
今回で第6期となり、現在参加者のフォローアップとして
汎用的なコックピットを各社の状況にあったものに変更し、
カスタマイズしております。
参加者の声としては、
「今までどんぶり勘定で適当にしていて、最終的に決算で調整していたけど、
コックピットを導入することで数字が見えるようになりました」
「これを導入することであといくら受注を取れば黒字になるかわかるようになりました」
などうれしい意見をたくさんいただきました。
12月はいよいよ最終回で、皆さんの成果発表会です。
しっかりとこのセミナーでの成果を発表し、
今後それぞれのお会社でコックピット会議を展開できるようにサポートしていきます。
御堂筋税理士法人の扇原でした。