税務調査の再開!国税庁より発表
2020.09.28
税務
おはようございます、御堂筋税理士法人の高岡でございます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い
私たちの生活は大きく変わりました。
働き方、休日の過ごし方などなど私たちの生活の
あらゆる場面に影響を与えているのではないでしょうか?
まだまだそれほど感染者の多くなかった3月時点で
堺税務署の職員が新型コロナに感染したことをきっかけに
国税庁や税務署の業務にも変化が見られました。
申告期限の延長や納税の猶予については
みなさまよく知られているところですし、
その他税務相談は事前予約性になり、
税務調査についてもこの半年ほど新たな実地調査は
実施されておりません。
弊所でも今年にはいってから、税務調査や
税理士法33条2項及び35条に定められる意見聴取の
話はめっきり聞かなくなりました。
ところが、この度国税庁より
感染防止策を講じた上での実地調査の再開が
発表されました。
![](https://i2.wp.com/sbg.management-facilitation.com/wp-content/uploads/2020/09/image-7.png?resize=562%2C442&ssl=1)
感染対策を講じた上で10月より実地調査を再開するとのこと。
「税務署は敵である!
コロナの感染対策ができていないと脅して
税務調査を防ごう!」
などという過激な発言等もネットでは見られますが
私自身はそうは考えておりません。
実際にお客様の税務調査に同席させていただく中で
正しい処理をしているときは、それを適切に評価してくれ
より、確実を期するためのアドバイスをくれる!という印象です。
(もちろん鋭い指摘もありますが。。)
コロナ禍で税務署の仕事に変化があったように
みなさんのお会社の仕事にも変化があったように思います。
管理部、経理総務のテレワークの推進など
お問い合わせをいただくことも増えました。
税務的な処理もですが、会社として適切で
かつニューノーマルな体制を築けるための
建設的な方法を、税務署の方にも相談しながら
検討していく機会になればなあと思っております。