御堂筋税理士法人 西口知世 です。

今年の4月からスタートした
小さな会社のCFO講座

社長の心強い右腕となる
CFO(最高財務責任者)
育成を目的とした講座です。

詳細はコチラ

8月のテーマは「経理を合理化する
わたくしが担当させていただきました。

事前に業務時間調査表
お渡しし、経理の各業務に
どれくらい時間がかかっているのか
調べてきていただきました。

次に、経理合理化の手法を
小一時間おはなしさせていただきました。

小口現金を廃止する
経費精算は月1回
経費精算はみんな同じやり方でする
社員に勘定科目まで判断させる
勘定科目の一覧表を作成する
立替経費は銀行振込にする
立替経費は給与に含めて処理する
現金はさわらないと決める
少額経費は1ヶ月分をまとめて一括計上
支払日は月1回にする
銀行へは行かない
会計処理は日を決めて集中的に行う
領収書や請求書の整理に時間をかけない
勘定科目にこだわらない
預金口座を整理する
入金口座と支払口座を区分する
売掛金・受取手形を減らす
在庫を減らす
固定資産を増やさない
伝票会計へのこだわりを捨てる
経理業務はパソコンに覚えさせる
取引データを会計ソフトに取り込む
クラウド会計へのステップアップ
会計ソフトの便利な機能を活用する

などなど…

業務時間調査表の結果をふまえて、
自社で取り組むべきことを
リストアップしていただきました。

こちらのお会社は、
銀行データの取り込みや
販売管理ソフトとの連動、
税金の電子納税などは
すでにされていていました。

経理部長さんからも
「合理化はもうやってるから…」
とお聞きしておりました。

しかし、実際に調査してみると
小口現金出納業務で約30時間

毎日、従業員が領収書を持ってきて、
その都度、仕事の手を止めて
精算しているそうです。

仕事の手を止める度に、
その仕事の生産性は落ちます。

その生産性ダウンも含めると
おそらく30時間以上のロス

いきなり月1回の経費精算へ
ルール変更は難しそうとのことでしたので、
毎週金曜日の10-12時の時間指定
変更してみようと決まりました。

参加者の方には、引き続き、
業務時間調査表をつけていただきます。

どれくらい時間削減できたか
今から楽しみでなりません。

先進的なお会社でも
意外とまだ手のつけどころは
あるのかもしれません。

経理の合理化につきましては、
プロジェクトで関わらせていただくことが多く、
業務時間50%の削減にも成功しています。

また、セミナーもさせていただいております。

秋にSMBCコンサルティングさまで
冬に神戸商工会議所さまで
実施予定となっております。

詳細決まり次第アップさせていただきますね。

御堂筋税理士法人 西口知世 でした。

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