NHK講座 第4回 ~ ルールの番人② ~
2011.05.25
税務
決算書分析に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷です。
NHK講座 第4回 ルールの番人②の講師をしました。
今回は、スケジュール管理の一つ、
手形や小切手の決済、
そして書類の保存期間についてのお話が中心です。
小切手や手形は
現金になるまで思いのほか時間がかかります。
それを次の支払に回すつもりでいたら、
間に合わず・・・なんてことになったら大変。
そこで、小切手や手形が資金化されるまでの道のりについて
お話させていただきました。
みなさん、なんとなく資金化に少し時間がかかるのは
気づいていたものの、あまり意識したことがなかったようで、
預金通帳に期日通り記載されていないのは
そういうことだったのか・・・と納得されていました。
また、小切手と手形についての話ということだったので、
それぞれの記載要件についても説明させていただいたところ、
小切手の左上の二重線(線引小切手)の理由を
知らない方がほとんどで、少しビックリしました。
やはり、経理の方々は日々の仕事に追われて、
前任者がしていたことを、特に疑問を持つことなく、
そのまま引き継いで処理することが多いのですね
仕事の中に少しずつ疑問を持って、
それを解決しながら仕事をしたい!!と思っている方たちが
この講座を受けに来ているのが分かり、
とてもうれしくなりました。
この講座もあと2回です。
受講生のみなさんにもっと役立つ中身にしていきたいと思います。
決算書分析に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷でした。