ITを業務に活かすとは?
2021.06.14
ITコンサルティング
御堂筋税理士法人 高原です。
今回は、日々御堂筋のお客様や御堂筋自身の、
業務へのIT活用をサポートしている身から、
実際に感じることをお話しさせていただきます。
「IT活用」という言葉を聞くと、皆さんの多くは
何やら難しそう、という印象かと思います。
そのうちの半分は本当で、半分は「ただ慣れていない」
ことが原因だと思います。
御堂筋でも、私が参画してから、MicrosoftのOffice365
(今はサービス名が変わりMicrosoft365)と、kintoneを中心に、
社内業務のIT活用を進めてきました。
しかし、先日のkintone hiveでの登壇でもお話したように、
順風満帆に導入が進んだわけではありません。
社内にIT活用を浸透させていくポイントは、
第一には『推進役のメンバがいること』ですが、
第二に、『メインとするツールを決めた後は、最大限
そのツールを使い倒す』です。
今は、クラウドサービスを中心に、様々な業務サービスが
提供されており、かつ安価に導入を始めることができます。
そのため、最初はサブスクリプション契約の利点を活かして、
お試しで自社の業務に合うか、を積極的に行いましょう。
そして、このツールはうちに合いそうだな、と思ったら、
そのツールは少なくとも2,3年は使う前提で、自社の課題と
なっている業務を、そのツールで提供されている機能を
フルに使う前提で、想定してみましょう。
ここで重要なのが、「フルに使う前提で」です。
誰でもそうですが、慣れた方法に合わせたくなるものです。
しかし、慣れた方法では今までと何も変わらず、効果も薄い、
または新しい効果は生まれません。
全てをIT化しろ、というわけではありません。
どこまでをして、どこは例外を許可するか、といったところは
IT化した後の活用の目的に応じて変わりますので、
そこは専門家のアドバイスを受けながら、1つずつ
決めていきましょう。
業務を変えていくのは、確かに時間がかかります。
御堂筋でも、今で3年経過しています。受注後から請求周り、
日々の業務周りについては、かなり活用が進んだので、
今後はマーケティング・営業周りが対象です。
時間がそれなりにかかっていますが、しっかり目的に合わせて
使いこなす導入を進めていけば、後戻りは発生しません。
投下した時間が無駄になる、ということはないです。
御堂筋でも、新しい方がどんどん入社されていますが、
既存社員と同じ軸で、同じやり方で、情報共有や業務管理が
できています。
これもIT活用によって、「業務が標準化」されている恩恵です。
今回は、業務にITを活用していくこと、はどうやっていくのが
いいのか?について、お話しさせていただきました。
皆さんのお会社でも、何か始めたいな、と思われましたら、
無料相談から受けておりますので、ぜひお問い合わせください。
https://www.management-facilitation.com/contact/form.php?type=1