資料の視える化
2013.12.24
税務
御堂筋税理士法人の山根です。
本日は、資料の視える化に取り組んだ
お客様での事例を紹介します。
そのお客様では、以前まで売掛金のエクセル資料がとても
分かりづらい状態でした。
請求額の合計と回収額の合計はすぐに把握できるのですが、
そこには銀行手数料も加味されておらず、
また入金が数か月遅れる得意先もあるので、
社長も「どこの数字を足し合わせたら残高になるのかよく分からない」
とお手上げの状態でした。
そこで、資料の作り直しを提案させていただき、
社長の業務を増やさないことを条件に
取り組みが始まりました。
まずは、社長にヒアリングをし、
当月分を当月に回収するものと翌月に回収するものとに
分け、何月分まで回収が終わっているのかすぐに
分かるようにしました。
また、手数料の金額も一目でわかるように
関数を組み、
最終的にその月の”請求額””回収金額””未回収額(売掛残)””支払手数料”
が表で一目でわかるようになりました。
(ただ多少複雑な関数を組んだので、少し容量が重くなってしまいました…笑)
それでも、金額を合わせる時間が大幅に減少し、
以前に比べ、正確かつ効率的に業務が行えるようになり、
お客様にも喜んでいただけました。
今後もさらなる効率化を目指して、
お客様の負担を軽くしていきたいと思います。