粗利管理の大切さ
2011.09.16
税務
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原です。
先日、ある会社の決算報告に行ってきました。
弊社の決算分析資料である「経営の診断書」を使いながら、
説明していると・・・
「社長からどうやったら利益が上がるのだろう?」
という質問がありました。
売上は前年と比べても上昇しており、
前年よりは良い結果になっているものの
まだまだ社長が満足する結果ではないようです。
そこで、
「やはり大事なのは現場別の粗利管理ではないでしょうか?」
という回答をさせていただきました。
というのも、毎月の監査で社長や専務とお話をしていると
粗利率が少し低くなっているかもという話を何度かされていたので、
改めて粗利の管理を徹底していただくことをお願いしました。
最近の受注の現状を聞きながら、いろいろお話していると
「厳しい現場が多いけど、現場によっては粗利率3%上げることができるかも。」
「一つの現場だけならあんまりだけど、これが増えてくると大きいなぁ」
とのこと。
その通りですね。
日々の取引の中で場合によっては難しいことがあるとは思います。
ただ、仮に3%でもそれが積み重なってくると大きな金額になってくるので、
粗利のアップができればより利益が残るようになります。
社長もそのことの大事さを改めて感じていらっしゃったようですので、
私も毎月の訪問時にはしっかりとサポートしていきたいと思います。
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原でした。