月次報告のロールプレイング
2013.11.29
税務
御堂筋税理士法人 扇原です。
先日、弊社の納谷、山根と月次報告のロールプレイングをしました。
私達は、月次報告で会計の資料を確認し、
経営者に今月の業績や異常点の確認、今後の見通しをお伺いします。
それにより、
「今期の業績はどうなるのか?」ということをある程度予測することができるのです。
実際に弊社が毎月報告の際に使用している「儲けのカーナビ」も
実績+予測により、最終の年間累計売上や利益を予測できるようになってます。
なので、今回はその儲けのカーナビや試算表を用いて、
実際に経営者の方に報告すると想定し、
2人にはロールプレイングを実施しました。
二人とも、自分用の試算表やメモには、
報告のポイントや数字の詳細な内容がぎっしり書かれています。
事前準備もしっかりと行っていたようですね。
では、実際に報告を聞いてみると・・・
良かった点は
・数字の報告はスムーズで内容をきちんと理解している。
・当月の異常点はもちろん、過去の異常点もしっかりと覚えている。
・将来の固定費の増減はヒアリングで確認し、業績の予測ができるように心がけている。
など
改善点
・報告のスピードが速い。(自分のスピードで話している)
・報告の際に経営者がどんな表情をしているか、もっと観察する。
・「何か問題点はある?」や「どこを改善しいたらいい?」という
大きなくくりの質問に対して、もう少しいろんなパターンを事前に考えておくべき。
など
全体的に数字の内容はほぼ把握できていたので、
あとは報告の仕方(話すスピードや相手の観察など)を
しっかりと改善していけば、さらに良くなると感じました。
ロールプレーイングが終わって二人に感想を聞いてみると、
「しまった、あそこもっとこう報告すればよかった」
「かなり焦ってしまいました」など、
自分たちで改善点もきちんとわかっているようでした。
その他にもロールプレイングとして
こうやって事前に練習していくことで
次、報告する際にいろんな場合を想定できるので非常に有効だと感じていたようでした。
これからも定期的に実施していきたいと思います。
御堂筋税理士法人 扇原でした。