新入社員の受け入れ準備 Vol.1
2017.02.21
税務
先日の厚生労働省の発表によれば、
2017年卒業予定大学・大学院生の内々定率は
前年同月比8.4pt増の77.5%と高水準で、
前年8月の69.1%を大きく上回る結果となりました。
少子高齢化の進む中、人手不足を背景に、
企業の採用意欲も高まっていると見られます。
また、同発表による新規学卒者の離職状況によると、
大学卒の30%以上が3年以内に離職しており、
30人未満規模の事業所においては、
同離職率は50%超であることが明らかになりました。
せっかくコストと時間をかけて採用しても、
育成している矢先に退職されてしまうのは、
企業にとっても大きな痛手です。
彼らをいかに戦力たりえる人材として定着させ、
育成していくかが課題となってきます。
多くの会社では3月に入れば、
新入社員の受け入れ準備をスタートします。
すでに秋から内定者フォローを進め、
内定者に対しては入社にあたっての準備を
物心両面から取り組んできてもらいました。
彼らにできるだけスムーズに会社生活に移行してもらうため、
受け入れる企業側でも物心両面から準備を進めておきましょう。
多くの企業では、導入研修終了後は、
配属先でのOJTが中心となります。
大抵の場合、忙しい通常業務の合間を見ながら
新人への指導が行われることが多く、
教育の成果は、指導担当者の能力や力量に左右されがちです。
そこで重要となるのが、
その役割を担う上司や先輩社員の教育です。
では、現場のOJT指導者が新入社員の受け入れを
スムーズに進めるためには、どのような準備が必要でしょうか。
【御堂筋流】新入社員の受け入れ準備は以下4つです。
1.新入社員を迎える心の準備をする
2.指導育成計画をつくる
3.指導方法を組み立てる
4.コミュニケーションのしくみを作る
次回はこちらの4つの内容を詳しくお話しさせていただきます。
使用しているツールも併せて紹介させていただきますね。
また、受け入れ準備のためのセミナーもご用意しております。
http://www.management-facilitation.com/seminar/detail/?ssid=2136
この機会に是非ご活用くださいませ!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!