みなさん、こんばんは。
御堂筋税理士法人の中野でございます。
 
年末年始はゆっくりと過ごせましたでしょうか?
1週間ほどの休みが終わり、仕事を始めたと思ったら
あっという間に1か月がすぎ、時の大切さを感じております。
 
さてタイトルにも書きましたが、今回は一度は聞いたことがあるであろう
「決算賞与」について要件やメリットなどを説明したいと思います。
 
「今期は利益が予想よりでてしまい、なんとか節税したい、ただし決算日まであまり時間がない」
そんなとき「決算賞与」を従業員さんに支給することができ、節税にくわえ、従業員さんのモチベーションアップにもつながります!
 
それならぜひ活用したい!!と思われる方もいるかと思いますが、その時には以下の要件を満たすよう注意が必要です。
 
①決算日までに決算賞与の支給額を受給者全員に通知していること。
②決算日後1か月以内に受給者全員に支払っていること。
③決算で未払計上(損金経理)していること。
 
①については、しっかりと受給者全員に支払っていることを証明するために、賞与支払通知書のようなものを保存しておくと良い思われます。
また②については、銀行振込を利用し、支払履歴を残しておくとよいでしょう。
 
 
 
また節税につながるとはいえ、キャッシュとして支給する分減ることになりますので、納税金額と賞与金額は十分考える必要があります。
 
以上のように、「決算賞与」は節税につながりますが、支給時の要件や対策はしっかりと考える必要がありますので、十分検討してから決定して頂ければと思います!!
 


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