決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所  扇原です。

 

先日、工場経営研究会 特別研究会 第一回を受講してきました。

 

そのテーマは

「企業体質を根本から改善、高収益企業に転換するために」

というものでした。

 

どうすれば、高収益企業に転換できるのかということを学習しましたが、

そのなかで特に重要だと感じたのは、「経営者がなすべきこと」という部分でした。

 

その内容というのが、

経営者は経営の実践には必要不可決なステップがあり、

それは下記の8つであるということでした。

 

①自社の置かれている市場環境、自社の特質を正確に把握する。

②自社の目標を定める。

③目標と現在の自社のギャップを正確に把握する。

④目標を達成するための経営戦略・事業計画の立案をする。

⑤社員やステークホルダーに対して、自社の目標・戦略・計画および

それがなぜ重要かを正確に理解させて、達成のための動機づけをする。

⑥全社で組織的に、実行計画を実施する。

⑦実行計画の進捗状況および結果を定期的に計測する。

⑧計測した結果を解析し、必要に応じて見直し、達成に必要な実施策を講じる。

 

これらは、当たり前のこと、基本的なこと、

わかっているが出来ていないことではありますが、

成功している企業はこれを確実に実行しています。

 

この基本を踏み外している企業は短期的な成功はあっても、

長続きはしない。

 

この基本ステップこそ「経営者が実行すべき職務」であり、

この実行力こそ「経営者に必要な能力」である。

 

とのことでした。

 

講師の方がおっしゃっていたのは、

自社の現状と目標、そのギャップ、ギャップを埋めるための経営戦略など

基本的なことだが、なかなかこれをすべて実践している企業は少ないとのことでした。

 

今回の研修も非常に勉強になり、

私もこの「経営者がなすべきこと」の内容をしっかりと復習し、

常に頭の中に入れておこうと思います。

 

次回以降も積極的に学習していこうと思います。

 

決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所  扇原でした。


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