新入社員№1研修での気づき
2011.06.20
税務
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 伊東です。
今日は弊社のセミナールームで
新入社員No.1研修がありました
セミナーの形式は3月に各社の上司、4月に新入社員が集まり、
本日がプログラムの最終回ということで
上司・部下が揃って受講する形式となっております。
本日のセミナー内容としては
・入社してから現在までの、上司、部下毎での教育の振り返り
・今後の個人としての課題の整理
・その課題を達成するための指導方法の分析
等を一日掛けて考えました。
私にとって特に印象深かったのが
指導法の分析で、どのようにリーダーシップを活用して
指導していくかを考えることができたところでした
手法としては、部下が挙げた課題毎に
上司・部下がレディネスレベルを判定し、
その結果に応じ、課題の指導法を変えていくというものでした。
レディネスとは「能力・経験」と「意欲・自信」の統合されたものを言い、
レディネスレベルは課題ごとに「能力」、「意欲」に関する、
それぞれ5つの質問に点数をつけて判別していきました。
判別された結果によって指導法は次の4つに分けられます。
S1:高指示/低協労→具体的に細かく指示し、
密着した監督を行って全面的にリーダーが主導する
S2:高指示/高協労→リーダーが主導し、決定するが、部下には 決定の意味や根拠、
理由などを明らかにしてやる
S3:低指示/高協労→部下が自分で決め、行動ができるように仕向け、
相談に乗ってやる
S4:低指示/低協労→特に口出しせず部下に仕事の進め方を任せる
部下のレディネスレベルが低い場合にはS1~S2の他律的になるようなリーダーシップをとり、
レディネスレベルが高い場合にはS3~S4の自律的になるようなリーダーシップをとるという内容でした。
ここで大事なのは与える仕事や課題毎にそれぞれのレディネスレベルを判別し、
リーダーシップの手法を変えていく必要があるという事でした。
間違ったリーダーシップをとらないようにするためには
部下の課題に対する「能力」、「意欲」を正確に把握する必要があるので
部下とのコミュニケーションの大切さを改めて痛感できた一日となりました
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 伊東でした。