コンサルティングに強い 大阪 御堂筋税理士法人 才木です。


今日は、三菱東京UFJリサーチ&コンサルティング様主催の

女性経理担当者ワンランクアップセミナーin名古屋』でした。


この企画は、今回で3年目の企画です。

毎回40名を超える参加者にお越しいただき、今回も42名で

満員御礼、キャンセル待ちの方が3名いらっしゃったとのこと。

とても嬉しく思いスタートさせていただきました。

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毎回恒例となりました、事前アンケート。

本日のテキストをざっとお目通し頂き、このページをじっくりと

聞きたいというところをピックアップしていただき、皆さんのニーズを

把握させていただきました。

集中したカテゴリー

1位 月次決算の勘どころ

2位 買掛金のチェックの方法

3位 小口現金管理方法の省力化

というベスト3でした。


この事前アンケートによって、皆さんのお聞きになりたいところに時間を
割いて、あまりご興味のないとところは、さらっと説明する程度に
とどめ、出来るだけ時間を有効に活用しようということが狙いです。
 

また、このベスト3も毎回違います。

それは、そうですよね。さまざまな業種、参加者の皆さんのキャリアによって
ニーズは変わります。

このあたりの変化もとても楽しいものです。


さて、詳細は別として私が皆さんに経理部の使命としてお伝えしたことは、

1.  業績アップのための情報提供者であること

2.  会社の財産の番人であること

3.  何が正しいのかを基準に仕事を定義すること

3つです。

1は、経理部の作る資料の役立ち度をチェックしてほしいということ。

たくさん資料を作っていても、ユーザー(トップ、関連部署)がどのようにその資料を

活用しているかを知らなければいけないということです。

活用されていない資料を作ることほど残念なことはありません。

その場合は、資料を見直すかあるいは、作ることをやめることです。


2は、「財産」という表現を使っていますが、有形財産と無形財産があることを
ご説明しました。有形財産は、貸借対照表に表示されている財産が

ベースとなります。無形財産は、会社の風土のことです。

その会社特有の良い風土は必ずあります。
その風土の番人でもあってほしいと
お伝えしました。


最後に、3はコンプライアンスも含まれますが、企業の理念や使命を鑑みて

その行動は正しいのかを基準に仕事を定義してほしいということ。

「あの人がルーズだから・・・・」というような誰が良い悪いではなく、その行動が非で

あれば、その行動を是にすることをチームメンバーで議論して、その人が受け入れやすい

状態で指導する姿勢が必要だとお伝えしました。

これは、何が正しいかを理解してコミュニケーションを図ることがスキル上の問題です。


皆さんに情報提供を行い、そして参加していただいたメンバー同士で検討しながら

自社で実行可能なアクションプランを作っていただくことがこのプログラムの目的です。

さすが、女性はコミュニケーション能力が高く、あっという間に皆さんと仲良しに!

私もとても楽しく1日をすごすことができました。


終了後のアンケートを拝見していると、5段階評価で4.87の好評価を頂き、ホッと一息。

そして来年度の講師依頼も頂きました。

中小企業社長の参謀なり得る経理スキルを身につけることができれば、

経理ウーマンは仕事に困ることはありません!

そのような経理担当者の方がたくさん輩出できるようにこの仕事も続けたいと思いました。


コンサルティングに強い 大阪 御堂筋税理士法人 才木でした。


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