自動車取得税は廃止!身近なところからSGDs
2021.05.14
税務
おはようございます、御堂筋税理士法人の高岡でございます。
自動車を購入したときに支払っている自動車取得税。
これが消費税率引き上げのタイミングで廃止されたのはご存じでしょうか?
「自動車取得税」は、自動車の購入時に取得価額に対し課税される税金です。
この自動車取得税が廃止され、新たに「環境性能割」という
購入時の税が導入されました。
もともと自動車税は、登録車は3%、軽自動車は2%の税率でしたが
エコカー減税などで燃費の良い自動車には税制優遇があることは
CMなどでみなさんよく目にされていましたよね。
環境性能割も燃費性能に応じて課税されます。
(税率は、登録車は0~3%、軽自動車は0~2%課税)
つまり、燃費の良い車ほど税が軽減されます。
電気自動車は非課税(0%)!
大手自動車メーカーのトヨタは、2015年に発表した
「トヨタ環境チャレンジ2050」で
SDGsの目標のうち
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
13.気候変動に具体的な対策を
という2項目への取組みとして「新車CO2ゼロチャレンジ」を掲げています。
https://global.toyota/jp/sustainability/esg/challenge2050/
最近電車の中吊り広告でもSDGsへの取組みをよく見ます。
私たちの日頃の行動をどう選択するか、
少し立ち止まって考えてみると、簡単に取り組めることが
沢山あります!(昨日見た広告は、無農薬野菜を選択するというものでした)
燃費性能の良い車を選択することで
〇環境にやさしく
〇税負担も抑えられ
〇燃料費の節約にもなる
よいことが沢山ですね!
SDGsへの取組みは、中小企業にとっても
欠かすことのできない目標のひとつとなってきました。
トヨタ自動車などのESGデータなどを見て
自社の経営計画や目標の参考にしてみるのはいかがでしょうか??