初任給はどうやって決める?
2019.04.22
人事コンサルティング
皆さまこんにちは。
組織デザイン研究所の小笠原でございます。
今年も日本経済新聞社から
初任給ランキングが発表されました。
初任給トップは
不動産投資・開発を手がける
日本商業開発さまでした。
ここ数年ずっとトップを爆走中…
支給額はなんと50万円
さらに月10万円の住居費手当が付きます。
こちらの大阪支店は弊社と同フロア
社員さんを見る目が変わりますよね。笑
奥様マネジメントも抜かりないですね。笑
この調査によると、
全国の上場企業・非上場企業
1309社の初任給平均は218,505円
皆さんのお会社はいかがでしょうか?
弊社でも5年ほど前に
採用競争力強化のために
初任給をググッとアップしました。
全国10位には入るほどに…(秘)
実際に反響はあり、
人材が集まってきたように感じております。
しかし、初任給が高いことで
人材確保ができるのは感覚的には2-3年…
やはり、入社してからの
働きがいや働きやすさの方が大事です。
ただ、採用難時代においては、
大企業の初任給水準を無視はできません。
大企業の同業種はもちろん、
中小企業の同業種や、
競合企業の初任給は
チェックしておきましょう。
初任給は新卒採用サイトを見れば
ほとんどのお会社か開示されています。
この辺りの情報が
初任給を決める要素になります。
給料は衛生要因…
安いと不満につながりますが、
高すぎるからといって満足へは繋がらない。
プリンストン大学’02年の研究によると
世帯年収が7万5,000ドル以下の人では
収入と「喜び」や「満足度」といった
プラスの感情は比例するのに対し、
それを超えると比例しなくなる…
稼げば稼ぐほど幸せになれるわけではない
ということが明らかにされてます。
7万5,000ドルは日本円で約800万円…
ベストハッピーラインが800万円なのです。
また、年収ということは
賞与を加味すると月収50万円
初任給22万円から50万円までの
賃金カーブを描けたら
メンバーの報酬面での満足感は
ある程度満たせるのではないでしょうか。
ブログ最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
組織デザイン研究所の小笠原でした。
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