"エンゲージメント"によるマネジメント
2018.01.31
人事コンサルティング
こんにちは。
組織デザイン研究所の小笠原です。
みなさん、”エンゲージメント”というワードを
聞かれたことはありますでしょうか?
エンゲージメント(engagement)とは、
社員の会社に対する「思い入れ」や「愛着心」、あるいは「愛社精神」を意味する言葉となります。
世界有数のコンサル会社ウィリス・タワーズワトソンによると、"従業員エンゲージメント"とは、「従業員の一人ひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に理解し、自発的に自分のカを発揮する貢献意欲 」としています。
従業員の自発的な貢献意欲をさまざまな点から評価・測定することで、最大のパフォーマンスを発揮させる最適の手段といえます。
また、従業員のエンゲージメントを向上させることは優秀な人材を集め、離職を防ぐ方法としても有効です。
企業と従業員の関係を測る指標のひとつにES(従業員満足度) というものがあります。
ESは従業員が組織で働く上での居心地の良さを指します。
つまり、福利厚生や労働環境、上司や部下との人間関係などが挙げられます。
しかし、この満足度と企業の業績アップは相関関係になく、必ずしも企業の 業績アップに役立つということはありません。
一方で、ウィリス・タワーズワトソン社調査の結果、従業員エンゲージメントの向上は企業の業績向上に大きな影置を与えることが分かってきました。
図
「持続可能なエンゲージメント」がもたらす会社業績への効果
Source: Towers Watson’s Global Normative Database
では、エンゲージメントを高めるにはどのようにすれば良いのか?
それは次回にお話しさせていただきます。
読んでくださりありがとうございました。
組織デザイン研究所の小笠原でした。