会議ファシリテーショントレーニングで感じたこと
2011.12.15
税務
コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木です。
今日は、電材商社F社の幹部トレーニング『会議ファシリテーション』の日でした。
目的は、自部門、自分のチームの会議を見直して、生産性の良い成果のでる
会議へのです。
最初にいくつかの質問の中から、多い方は6つの会議に参加されています。
また、成果の上がる会議のチェックリストを使っての診断によると、
・コミットメント不足
・堂々巡りになる場合に脱却できない
・上司がしゃべりっぱなしになる
・前回決めたことをチェックできていない
・いい雰囲気づくりができていない
という問題点が浮かび上がってきました。
上記の問題点を解決すべく、ファシリテーションの技法を一緒に学びました。
1.準備:アジェンダ作成、メンバーへの根回し等々
2.ファウンデーション:場づくり、本格的会議へのアイドリング
3.観察:メンバーのテンション
4.傾聴と質問:考えを引き出し、ほぐし、まとめる
5.記録:議論の見える化、ホワイトボード、ポストイット
6.介入:場のエネルギーを引き出す、対立時の対処
7.合意と要約:決まった後の動機づけ
今回は、1日コースだったので6.介入は手つかずのままになりました・・・・。
一通り学習したのちに、全員がファシリテーターとして
実演して頂きました。
皆さんの実演を拝見しながら私が感じたことは、
目の前に起こった問題や課題を処理する能力は非常に高いということ。
アイスブレイクを入れて場づくりをする。
観察をして、発言の少ないメンバーに発言を促す。
しっかり傾聴してポイントを質問によってほぐす。
等々のスキルはとても高かったと感じました。
一方、会議の目的を明確にする。
過去に出てきた論点をまとめて要約する。
アジェンダ作成をイメージして問題点を見出す。
という俯瞰してものごとを捉えて適切に対処するというスキルは、
今後の課題であると感じました。
実際、次月までに皆さんの参加しておられる会議を一つピックアップ
して頂き、アジェンダを作成しそのアジェンダに従ってマイ会議の
変革にチャレンジして頂くことを宿題として終了しました。
・コーチング
・ファシリテーション
・時間管理
・重点得意先取組管理
と主要課題の取組みを細かくチェックして気づきを共有します。
コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木でした。