組織図
2012.07.31
税務
決算書分析に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷です。
先日、ある会社の管理職研修を観覧させていただきました。
その時のテーマは「当社の組織図を考える」でした。
その会社はパートの方も合わせると
20名~30名くらいの規模があるので、
私からすると「え?組織図がないの?」です。
もちろん、各部署の責任者がおられるので、
なんとなくの組織図はあったようですが、
ハッキリとAさんはBさんの部下・・・ということには
なっていなかったようです。
そこで、管理職の方々が考える組織図を
書き出してもらいました。
すると・・・○○課について、
Aさんは自分の部署に属すると考え、
Bさんそれとは違う部署に属すると考え、
Cさんは単独の部署と考えているということが判明しました。
もちろん、仕事上それぞれが関わりをもち、
依頼や指示、命令が出ることがあるとは思いますが、
○○課の責任は一体どの部署が持つのか?となると、
みなさん顔を見合わせます。
ある意味、これくらいの規模であれば、
トップが全体を見れなくもないかもしれません。
しかし、管理職に管理職の役割を果たしてもらい、
成長してもらうためには、
しっかりとした組織図が必要です。
この会社では、これをきっかけに
ちゃんとした組織図を作ろうということになりました。
やはり人が集まれば組織になります。
そして、そこには責任と権限がくっついてきます。
しっかりと組織図を作って、
管理職の役割を明確にしていかなければならないと感じました。
決算書分析に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷でした。