コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木です。


今日は、営業会社の営業リーダーミーティングに参加。

私たちが関与させていただいてもうすぐ1年になる。


そのミーティングの中で、Aリーダーが現在進行中の

社員全員で電化製品を販売するキャンペーンの取組について

不満の意見を述べ出した。


Aさん 『個人別の販売状況の社内掲示はやめていただけないですか?』


B課長 『理由は?』


A さん『これは8チームでチームとしての達成を試みるもので

  個人の成果はあまり意味がないと考えます。

  販売チャレンジしていて成果ゼロの人間のモチベーションが下がります』


B課長『個人的には、営業以外の人が頑張ってチャレンジして成果をあげている

     事実に対して評価してあげたいんだけど』


Aさん『それは構いませんが、ゼロの人を目立たせないでほしいと思います』


Aさんは、なかなかの理論家で議論にはめっぽう強い。

そこで、Cさんが介入する。


Cさん『個人別の販売状況の掲示については、Aさんと同じ意見ですが、

    それ以外にAさんの不満があるのではないですか?』


Aさん『そうですね、チームで達成が目標ですがチームという視点で見ると

    我がチームは私以外営業社員がいないので不利で達成は厳しいと思われます。』


これは、Cさんの鋭い介入であった。

このAさんの発言にB課長も少しムッとした表情に変わります。

しかし、その感情を抑えながら・・・・


B
課長『そうですね。Aさんのチームは不利な条件が重なっているかもしれませんね。

    必要でしたら、私も協力しますよ。しかし、そのメンバーと意見を交わしながら

    目標達成することが今回のゴールなので、先程の個人成績の掲示は辞めますが

    是非、Aさんのリーダーシップでチームとして目標達成を期待しています』


ということで、当初のAさんの希望を受け入れられ、再びチームで明日から
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販売キャンペーンを継続することになりました。


会議終了後に、そのやり取りを聞いていた社長が、

『みんな成長しましたね!以前なら、C君もあのような切り口で会話に

参加しなかったし、あの時点でB課長が『そんな弱腰やから売れへんねん!』

と切れ口調でA君に言って、会議が崩壊してましたからね。

B課長もよく辛抱して会話してましたしね。』

みんなが日々進歩していると感じることができました。


思ったことを素直に述べて、その発言に対してメンバーが相手の発言の

意図を感じ取り、真剣にかかわる。

しかも目標を絶えず頭に入れながら・・・・。

お客様の幹部社員のレベルアップを実感できた瞬間でした。


コンンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所
 才木でした。


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