コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木です。


今日は、時間管理をテーマに研修を行いました。

根底に流れる大原則は、時間が最も欠乏した資源であるということ。


経営の資源として、

1.人

2.もの

3.金

4.情報

5.時間

といわれるが、ものはお金で購入するのでお金の支配下の資源であり、また

お金は、人が調達する。ベンチャー企業では、自己資本がなくても株主が

出資してくれることもその表れでしょう。

また、情報についても、組織に取り込むのは人であって、人にそのアンテナ

がなければ情報は使い物になりません。

したがって、人が有限の資源である時間をどのようにとらえて活動し、成果達成の

プロセスを描くかがカギになるというわけです。


そこで、ドラッカーの有名な文章が登場します。


『私の観察では、成果を挙げる者は、仕事からスタートしない。時間から出発する。

計画からもスタートしない。時間に何がとらわれているかを明らかにすることから

スタートする。


次に時間管理をすべく、自分の時間に対する非生産的な要求を退ける。


そして、最後にそうして得られた自由に成る時間をできるだけ大きな単位にまとめる。

したがって、次の三段階にわたるプロセスが、成果を上げるための時間管理の基本となる。


1.時間を記録する

2.時間を管理する(やめる、部下に委譲する、工夫を凝らす)

3.時間をひとまとめにする 』


このドラッカーの考え方に沿って、セミナーを進行します。

__


セミナーのアウトプットとしては、

マネージャーとして成果を果たすための理想的な時間の使い方を

自分自身で感じ取っていただくとともにそのために必要な非生産的な

時間をどう退けるかの目標設定をしていただきました。


その目標設定の内容とは、

・小ミーティングをコーチング時間に変更してコミュニケーションギャップをなくす

・メール処理、報告書作成を都度行い生産性をあげる

・ファシリテーション手法により会議の生産性をあげる

・日常業務を部下に委譲する

等々の意見がでました。


今月は上記取組を実践していただき、来月の成果報告を期待しております。


コンンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木でした。


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