人材育成に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所の細谷です。

考課者研修を行いました。

今回は昨年末から人事制度を一緒に作成していたU社です。

U社では以前からリーダー全員で、
社員さん達の評価をしているので
問題ないかということだったのですが、
やはり人事制度の見直しとともに、
一度、ちゃんと考課者訓練をしておきたいということで、
実施することになりました。

最初に人事考課についてお勉強。

なぜに人事評価ではなく、人事考課というのか・・・?

辞書によると・・・
評価とは
「事物や人物の善悪・美醜などを考え、価値を定めること」をいいます。
それに対して、人事考課とは
「仕事上の行動や結果・能力を評価すること」をいいます。

したがって、人事考課は個人的な判断ではなく、
一定のルールと基準によって、
仕事上の行動や結果を評価しなければ、「単なる評価」になってしまいます。

もちろん人事考課も人が行うものなので、
人それぞれの見方によって少しずつ結果が異なる可能性はあります。

しかし、納得性の高い結果を出すためには、
「一定のルールと基準」を考課する人たちで共通化しておく必要があります。

みなさん、頭の中ではわかるのだけれど・・・という感じです。

そこで、社員さんを新しい評価基準で考課してもらいました。

すると、同じ点数のところもあれば、バラバラのところも・・・。

そのバラバラのところについて、
それぞれ、なぜそういう点数になるのか話し合ってもらいました。

やはり人それぞれ、評価項目の言葉からうける印象が異なっていたり、
点数に甘い人、辛い人・・・それぞれです。

しかし、「なぜ」を共有することで、U社の「ルール」「基準」が見えてきます。

その「ルール」「基準」が見えれば、
納得性の高い人事考課ができるとともに、被考課者に足りないところ・・・
部下を育てるための情報を得ることができます。

社長さんもそこをしっかりとリーダーたちに伝えたかったそうです。

しかし、まだまだ共通化できていない!!ということで、
1週間後に再度研修・・・というか検討会を実施することになりました。

次回は評価項目の適正化と「ルール」「基準」の明確化がテーマです。

しかし、これをすることで新制度がリーダーたちの“もの”になること間違いなし!!

新しい人事制度でU社が活性化していくのが楽しみです。

人材育成に強い 大阪 税理士法人小笠原事務所細谷でした。


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