コンサルティングに強い大阪 税理士小笠原/河原事務所の細谷です。

先日、あるお客様と次期の利益計画を作りました。

そのお客様は、これまで順調に売り上げを伸ばし、
利益も十分確保されてきていたので、
これまで利益計画なんて立てなくても・・・とおっしゃっていました。

しかし、ここにきて、次期はちょっと客先との関係で
売上が下がることが見込まれ、
ざっくりと年間の売上数字は頭にあるものの、
じゃあ、その影響が最終利益に
どれくらい及ぶのかを知りたいということで、
一緒に単年度の利益計画を作りました。

売上から粗利益、人件費までは社長の頭の中にあったので、
順調に進んでいったのですが、
各種経費の中身を確認していったときに
動きが止まってしまいました。

というのも、普段、試算表を見ていると思っていたけれど、
意外とその中身をしっかり見れておらず、
実際にどんな経費がかかっているのかを把握していなかったのです。

もちろん、各種契約や投資については
社長決裁で行っておられるのですが、
その後、それについていくらかかっているのかは意識しておらず、
もう不要になっているものもあることが判明しました。

普段、経理の仕事は担当者に任せている・・・
そういう会社が多いと思います。

しかし、社長は会社のお金が何に使われているのか
しっかり把握しておかなければなりません。
もちろん会社規模に応じて、
社長がそこまで見なくても・・・という場合もありますが。

うちの小笠原は社長が毎日チェックすべき事柄を
次のように言っています。
1. 受注、粗利益確保に関する事柄
  ⇒ 受注伝票チェック
2. 日々の売上とその日までの累計売上
  ⇒ 売上日計表などのチェック
3. 売掛金の回収状況
  ⇒ 入金伝票や未回収一覧表などのチェック
4. 会計伝票
  ⇒ 入出金伝票や仕分け伝票などのチェック
5. 営業日報、配送日報など
  ⇒ 各人の日報チェック

一度、ご自身の日常業務を見直してみてください。

コンサルティングに強い大阪 税理士小笠原/河原事務所の細谷でした。


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