コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木です。

 あるお客様で、中期の経営目標をテーマに合宿を行いました。
 2日間の合宿の手順は、
1.中期目標の全員での共有
2.達成するための必要なキーワード列挙
3.上記キーワードのまとめ
4.事業関係者の期待の確認
5.具体的な目標行動設定
という流れです。

当初、8名参加の予定でしたが、
お1人業務上の都合で参加できずに
7名の幹部社員とファシリテーターの私と
の8名でワークショップを進めて行きました。

上記3の中期目標達成のための作戦確認時に
係長から課長に対して、
『この4月から営業部内の組織変更がありましたが、
課長が課長の仕事をしてくれていない!』
と本音の意見を切りだしてくれました。

 課長『そうなんだ。それは申し訳なく思っている。
やりたいことの準備を進めていたのですが、
具体的にどのようにしていったらよいのか躊躇していて・・・
行動できていいなかったのは事実です。』
と問題点が浮き彫りになってきました。

課長さんも準備してくれていたのです。
その準備物の内容を確認してゆくと、
新規得意先開発時のツールだそうで、
そのツールは係長も手に入れたかったツール!

では、そのツールの打合せも含めて一緒に
部下育成していこうということに落ち着きました。

ここでの問題点は、課長の悩みと係長の不満が
リアルタイムに共有できていないことだと指摘させていただきました。

今後は、一緒にすすめていく中で気づいたことは遠慮なく、
目標達成のためにお互い言い合うこと!
という決定事項もできました。

上記の議論でじっくり時間をとって議論をしましたので
スケジュール5の目標設定は次回に持ち越しです。

最後の皆さんの感想は、
・こんな時間を以前から持ちたかった。目先の目標と中長期の目標を
両方追いかけるようにしたい。
・みんなが本音で語り合える環境を整備できていなかったことが
あからさまになり申し訳なかった。
・普段毎日顔を合わせているのに、本音の会話ができていなかったと痛感した。
中期目標達成のためには、スピードが求められるので幹部メンバー間の
一層の連携が必要だと感じた。
・みんなのビジョンは同じなんだと思い安心した。と同時に、上司の小さな考え方
のズレが組織に大きなギャップとして影響していると感じた。自分に求められた
役割の責任を果たしたい。
・この研修の進め方に衝撃を覚えました。いかに今までの自分たちが
本能のまま仕事に取り組んでいたのかを感じました。
等々と皆さんとても意欲に満ちた目でお話しして下さいました。

 この組織変化の兆しを感じる瞬間を味わえるのがファシリテーター醍醐味!
ホッとしました。しかし、これはスタート地点ですので、これから一緒に舵取りを
しながら栄光を手に入れるまで一緒に旅をしたいと思いました。

このチームなら必ず達成できる!!
いい手ごたえのキックオフミーティングでした!!

 コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木でした。

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