企業内人材育成推進助成金
2016.03.01
税務
御堂筋税理士法人の村尾でございます。
今回初めてブログを書かせて頂きます。
最近あるきっかけがあり様々な助成金について調べております。
ご存知の方も多いかと思いますが中でも特にオススメなのが、
企業内人材育成推進助成金の中にある職業能力評価制度といった人材育成制度です。
どういった制度かといいますと、
事業主が自社の仕事の実施に必要な職業能力を体系的に整理し、
労働者が保有するその職業能力の評価をジョブ・カードを活用して計画的に行う制度です。
この制度を受けるためには職業能力評価制度を作成し、制度導入・計画届出を提出後、
現行の就業規則とその就業規則にこの制度を導入する旨の規定を設けたものを提出する必要があります。
この時の注意点として上記の制度導入・計画届出の提出前に就業規則にこの制度を導入する旨の規定を設
けたものを労働基準監督署に対して届出をしてはいけないといったものがありますです。
先に就業規則の届出をしてしまうとこの制度の適用を受けることはできません。
この助成金は多くの資料の作成が必要で若干手間もかかりますが、制度を導入し、
実際に制度を適用することでを中小企業でしたら制度導入の助成金として50万円の助成金が頂けます。
さらに限度はありますが一人につき5万円の実施助成金も頂けます。
職業能力評価制度は、企業内人材育成推進助成金の中では最も受けやすく、また自社のためになるものに感じます。
御堂筋税理士法人の村尾でした。