事業承継勉強会参加
2014.03.20
税務
御堂筋税理士法人の松本です。
先日、今月からスタートする10回シリーズの
「事業承継勉強会」に参加してきました。
今回は、事業承継の著書も多数お持ちの髭先生
の事例検討会型式の勉強会、
事業承継の相談実績件数1万件を超える先生の経験も
含めたお話も聞ける貴重な機会ということで
東京での開催ということでしたが、参加させて頂くことにしました。
事業承継については、
オーナー企業において、
重要な経営課題の一つであり
プロジェクトとして取組む機会も多々あります。
この機会を活用し、
弊社のクライアント企業の事業承継に関する課題
を再度ピックアップしていきたいと考えています。
第1回の勉強会の事例は・・・
■社長は70才。将来長男に事業を継いでもらいたいと考えているが、
長男は他県にて大企業に勤務。事業承継に関しての具体的な話についてはまだできていない。
今後どのように事業承継についてアプローチをしていくべきか。
■今後の事業戦略を考え、不採算事業の切り離しを考えている。
この場合に、会社分割と営業譲渡のどちらを選択すべきか。
■株式が分散しており、代表者グループの株式所有比率が10%程度。
今後の経営を考え、株式を集約したいと考えている。
この場合の経営権確保の手法と株式買取の価格の問題について。
どの事例も弊社のクライアントに起こりうる課題であり、
私が提供するとした場合のソリューションを考えながら議論に参加しました。
先生の豊富な経験からの税務的判断基準は
ここでしか得ることのできない情報であると感じました。
今回の勉強会において、
さらなるノウハウを習得するとともに
他の参加事務所の方々と情報交換していきたいと思っています。