【助成金情報】育休復帰策に30万円
2015.02.25
税務
厚生労働省から新たな助成金の発表がありました!
育児休業を取得した従業員が職場に復帰しやすい仕組みを導入する中小企業に、30万円を助成するといったものです。
企業は、従業員ごとに、育休の取得から職場への復帰までの計画を策定して、実行します。
助成金は計画策定の費用、例えば上司の面談スキル研修や外部のコンサルタントの活用などに充ててもらうことを目的としています。
余談ですが、弊社では面談スキル研修(コーチング)実施しておりますので、よろしければ是非!
次回開催は4月20日(月)です。
助成金は5月から支給開始予定です。
以前、従業員が育休取得した場合の中小企業への助成金制度はありました。
しかし、復帰に向けた具体的な支援策は整っていない場合が多かったようです。
今回は、育休取得前に企業が従業員と面談をし、業務の引き継ぎや復職後の働き方などについて計画を策定していきます。
育休後に復帰したものの、うまく調整できず、離職せざるを得ない事態を防ぎます。
従業員数が少ない企業ほど育休取得率は低い傾向があります。
平成13年のリサーチによると、女性の育休取得率は、
従業員数29人以下…71.3%
従業員数30人以上…91.1%
との結果でした。
小企業では約3割の女性が出産にあたり退職しているということです。
私も昨年2月に出産し6月に復帰したものの、保育園が待機児童になり時間の調整がうまくいかず、とても悩んだ時期がありました。
今も待機児童は続いており、ときどき不安になることがあります。
しかし、同じ経験をされたママさん上司や母親の大変さを理解してくれるパパさん先輩たちがサポートしてくださるので、頑張れております。
毎月の上司面談では、日頃の不安をとことん聴いてくださいます。
年に一度の人事考課面談では、今後のキャリアプランを一緒に考えてくれます。
このようなコミュニケーションサイクルを整えていけば、安心して育休取得できるのでしょうね。
第二子ができたら、さっそく助成金申請しよっと(笑)
皆さまのお会社では、女性従業員の育休取得にどのような取り組みをされてますか?
今後取り組む予定であれば、助成金の活用を検討してはいかがでしょうか?
助成金について詳しく知りたいという方は当方まで。