電子契約の活用
2020.06.05
ITコンサルティング
御堂筋税理士法人の高原です。
皆さん、「電子契約」や「電子契約書」はご存じでしょうか?
言葉は聞いたことあるけど、、具体的にはよく分からない、という方も
いらっしゃるかと思います。
実は、「紙の契約書」から「電子契約書」に切り替えるだけでも、
結構業務の効率化ができます。
なぜなら、文書で契約書を締結する場合、法的な証拠書類となりうるもの
であり、その形式や双方でのやり取り、保管に至るまで、複数の手順を
踏む必要があるからです。
電子契約に切り替えた場合も、当然その法的証拠能力を満たすために、
必要な手順は存在します。
しかし、その手順の多くの部分を、電子であるがゆえに、システム側で
行うことができます。そのため、契約を取り交わす双方の担当者が、
実際に踏む手順は非常に簡素になります。
下記の図は、実際に「紙の契約書での手順」と「電子契約での手順」を
比較したものになります。
ご覧の通り、手順が非常に少なくなっていることが分かるかと思います。
「電子帳簿保存法」など、法整備も年々進んでおり、一定の条件を
満たしたものであれば、電子契約書も紙の契約書と同等の法的証拠能力を
持つので、心配ありません。
また、システム化することならではのメリットも出てきます。
人がアナログで作業することによる、ミスや紛失リスクなどです。
「契約書」という少し身構えるものに、電子化というものが重なると、
更に手が出しにくく感じられるかもしれません。
そういった方に向けて、来る6月16日(火)に、電子契約書サービスの
紹介セミナーを実施させていただきます。
オンラインセミナーとなっていますので、下記からぜひお申込みください。
https://www.management-facilitation.com/seminar/detail/?ssid=3628
クラウドサービスやIoTなどの普及により、非常に様々な業務が、
システム化することでの恩恵を受け、効率化を果たしています。
今回の契約もそのうちの一つです。
皆さまも、自社に関係する業務を少しずつでも、置き換えていきましょう。