いい福利厚生とは
2019.03.03
人事コンサルティング
皆さまこんにちは。
組織デザイン研究所の小笠原でございます。
さっそくですが「いい福利厚生」とは?
人事制度設計においても、
クライアントからよくある相談です。
ここ最近で目立った企業の福利厚生事例です。
オリックス
社員の「自分磨き」を後押し
語学学習や資格取得、健康増進などに
取り組む社員に対して、年間で最大6万円補助
クレイジー
全社員を対象に「睡眠報酬制度」を導入
6時間以上の睡眠を1週間のうち5日以上
とった社員にポイントを付与
5日間達成で500ポイントでなど
100ポイント=100円としてオフィス内の
カフェや社員食堂で利用可能
イオンファンタジー
「褒め合いポイント」で良好な職場作りを
社員が褒め合うことでポイントがたまる
アプリを導入し、たまったポイントを
約1万種類の特典メニューと交換できる


では、いい福利厚生とは何か?
内容がユニークだと良いのか?
私は「認知」と「使い勝手」だと思います。
いくらユニークでも
知られてなければ意味がない。
そして使われなければ意味がない。
まず、メンバーへの周知=認知活動です。
こちら弊社の福利厚生規定です。
いかがでしょうか?
少しワクワクしませんか?
福利厚生規定という形で文書化しても
伝わらなければ価値をなしません。
視覚化して、メンバーに対して
都度プレゼンテーションしましょう。
少ししつこいくらいがちょうど良いのです。
メンバーの家族も認知できるよう
リーフレットにするのもひとつです。
次に使い勝手です。
これは福利厚生制度の
活用状況を計測管理していきます。
簡単なExcelシートで良いのです。
縦軸にメンバー名、横軸に福利厚生制度名を
制度利用したら◯を入力していくイメージ
制度をうまく使えてないメンバーがいたら
上司が声かけするのも良いでしょう。
利用頻度の高い制度は磨きます。
低いものは見直すか無くすか検討します。
日々ブラッシュアップですね!
ちなみに弊社はエクシブの利用と旅費補助が
福利厚生規定としてあります。
年に一度の権利ですが、かつて
先輩から
「知世ちゃんも使って行っておいでよ」
と声をかけてもらえて嬉しかったものです。
特に入社して間もないメンバーは
遠慮して使えてないこともあります。
私は毎年確実に権利行使してます笑
ブログ最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
組織デザイン研究所の小笠原でした。