コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木です。


今日は終日、ハーバード流交渉術のセミナーを受講しました。

目的は、人材開発センターで提供させていただいているPSS研修の

フォローアップスキルとして『交渉術』は必要ではないかという想いと

実際に私個人としても交渉術のアップを図るためです。


今日は、私をいれて10名の参加者の方々です。

上場企業のマネージャークラスの方々、コンサルタントの方々、

そして中小企業の社長さんといった感じでしょうか。

皆さんレベルが高いのでついていくのに必死でした(汗)

__


学んだ内容は

1.交渉への入り口

・相手の好き嫌いを認識する

・交渉が決裂しそうな時の代替案=BATNA(バトナ)を用意する

 ⇒営業の場合は、契約しないというカードもBATNA

・交渉には、Win-WinWin-Loseがある

・先に相手の話しを傾聴することが肝要

・必ずしも合意を前提に交渉をスタートしない

・脱妥協つまり、妥協する前に第三の選択肢を考える(Win-Winへ)


2.合意形成のメカニズム

・SP(スタートポイント)、TP(目標ポイント)、RP(抵抗ポイント)を決めておく

・相手のRPを推理する⇒質問力、論理思考により推理する

・相手のRPに影響を与える⇒BATNAを使う、第三の選択肢の提案


3.原則立脚型交渉(ハーバード流)

・人(相手)と問題(事実)を切り離して考える

 ⇒人に、感情にフォーカスしすぎない

・互いの利害に焦点を絞る

 ⇒対話を俯瞰して冷静に考える

・可能な限りの選択肢を考える

 ⇒答えが出なくてもその姿勢に相手のRPが変化する可能性もある

・客観的な基準を持って判断する

 ⇒ロジカルシンキング、法律、第三者機関の情報等の活用


4.交渉スタンスと交渉の流れ

・協調、問題解決型

 ⇒両社が協創しながら総合的に勝つことを目指す

・順応、服従型

 ⇒相手に合わせ結果的に自分の利益を最大化する
>

・競争、強行型

 ⇒自分の要求を相手に呑ませる

・共有・妥協型

 ⇒妥協点を見出しその場をまとめる

・回避型

 ⇒対立を避け、交渉のテーブルにつかない

これらを事前準備で交渉ストーリーを組み立てることが重要


5.まとめ

・信頼関係を構築し、情報を共有せよ

・たくさん質問せよ

・ある程度の情報を与えよ

・複数の選択肢を提示せよ

・対立する資源不足を解消する道を探せ


私自身の課題としてとらえた場合に、もっと論理的に冷静に

事象に対して対処できていないということと、先生のお話をお聞きして

事前準備のきめ細かさが全然ダメだということでした。


自分の弱点を再確認できましたので、明日からのビジネスシーン、

プライベートシーン問わずに意識してチャレンジしようと思います。

それにしても、ロジカルコミュニケーションは疲れるな・・・・


コンサルティングに強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 才木でした。


関連記事

Noimage 税務

営業マン向け財務研修in広島2日目

Noimage 税務

家族が増えました。

Noimage 税務

商品を売るな!体験を売れ!

Noimage 税務

人生に役立つ目標設定仕方と質問の技法

Noimage 税務

魔法の面談研修 1日目

Noimage 税務

1年ぶりの草野球

Noimage 税務

第8回マネジメント実践講座

Noimage 税務

会議ファシリテーショントレーニングで感じたこと

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。