決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原です。

 

先日、ある研修に参加した際に決算書について、

銀行が融通したくなる決算書と融通したくない決算書の違いは何か

ということについて説明がありました。

その中の一部についてご紹介させていただきます。

 

融通したくなる決算書

・仮払金、貸付金がない

・附属明細書が詳細に書いてある

・土地等に含み損がない

・売掛金、受取手形の残が妥当

・棚卸資産の金額が妥当

・銀行が貸している残高が一致している

・税金を払っている

・自己資本比率が高い

など

 

融通したくない決算書は上記のことを

満たしていないものということです。

(ただし、満たしていなくても銀行に対して

しっかりと理由を説明できる場合は除きます。)

 

やはり、仮払金は基本的にはない方が良いものですし、

附属明細については内容を把握するためにも詳細に記載している方が

よいものということになります。

 

売掛金や受取手形、棚卸資産については

妥当な金額かどうかが問題となります。

その判断方法のひとつとしては、

各回転率を用いて前期、前々期などと比較することにより

当期が異常でないか判断できます。

 

また、銀行から借りている残高がもしあっていなければ、

銀行の信用が落ちてしまうことは間違いありません。

 

そのほかにもいろいろな基準があると思いますが、

まずは上記のような項目について一度検証してみてはいかがでしょうか?

 

決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原 でした。


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