金融機関とのお付き合い
2010.09.22
税務
コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所の松本です。
まだまだ、暑い日が続きますね
さて、ある懇親会の席で
某メガバンクの部長様とお話させて頂く機会がありました。
最近の法人決算の傾向は、
売上は、昨年よりは回復しているものの、
やはり固定費の圧縮が間に合わず
まだまだ厳しい決算の会社が多いというようなお話でした。
その中で、
「やはり2期連続の赤字△というのは、
金融機関としても厳しい評価にならざるを得ませんからね。」
ということをおっしゃってました。
要は、
どのような状況であっても、
社長がしっかり経営している会社は、
2期連続の赤字△というようなことにはならないはずである。
2期連続赤字△である会社の
来期以降については、
金融機関としても危機感を当然持つ。
というようなお話でした。
他にも、
赤字△については、
基本的に経常ベースで考えるが、
特別損益で処理している項目についても、
経常損益で処理すべきものは、
加減算した上で金額を算定する。
役員報酬については、
それが個人資産の蓄積として考えられるか否か
という観点で考える。
まだまだ先行き不透明な経済状況の中、
金融機関とは、十分な信頼関係を築きたいものですね。
コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所の松本でした。