コンサルティングに強い 大阪 税理士小笠原/河原事務所 才木です。

 

今日は、『目からうろこの決算書の見方講座 最終回』でした。

最終回は、決算書分析の総まとめ!

まずは、前回の宿題の確認から。

前回の宿題は経営のコックピット項目を考えることでした。

 

『もっとも重要だと思われるコックピット指標は何ですか?』

と皆さんにご質問をすると、

・新規顧客開発件数、売上

・重点得意先訪問件数

・遠距離得意先電話回数

・見積り後1週間以上滞留物件件数

・投入原材料歩留まり率、金額

等々のお答えがでました。

 

やはり、経営者もしくは経営幹部陣の

お答えだけあって営業活動中心かつ興味深い

項目があがりました!

 

あとは、実務で追い続けてゆきトレンドを

掴み、結果に影響を及ぼす原因を掴んで下さい

とお願いをしました。

 

さて、最終回のメインテーマは、

参加者皆さんの気になる会社の決算書分析を

事前宿題で経営の診断書を使って、事前分析して頂き

みんなの前で、プロジェクターに分析資料を写しながら

ディスカッション形式で進行してゆきました。

 

今までは、自社分析を中心に行なってきて

いましたので、他社つまり異業種の決算書分析を

すると、儲けの構造の違いやお金の残り方の違い

つまりバランスシートの構造の違いに最初は戸惑って

おられましたが、皆さん大体ポイントを掴んでこられたようで、

・やはり、1人当たりの生産性が低いので利益体質ではないですね。

1人当たりの人件費が少ないことで利益が出ているのではないですか?

・借金が少ないのでやはり自己資本比率が高いですね。

・売掛債権比率が凄く多いですね。取引条件が悪いのですか?

等々の意見が飛び交いながら進めることができました。

 

ライバル分析をされた方は、

『思った以上に手ごわい相手ですね。

我社が今考えている以上の戦略で対抗しなければ

いけないを再認識できました!』

と気合の入った表情
をされていました。

 

今日の講義の中で、

1人当り粗利益の目標値は?

・自己資本比率の目標値は?

等々の重要な指標の目標値を皆さんに

質問しても、みなさんばっちり答えてくれました!

今までの講義の内容が皆さんの脳に沈着して反射的に

お答えいただけることはとても嬉しいことです。

 

最後に、この5回の講義の感想を

皆さんに発表して頂きました。

詳細は、後日ホームページにアップさせていただきますが、

・今までのセミナーは聞くだけだったがこういう対話式のセミナーは楽しい。

・最初は、決算書を見るのが嫌だったが宿題が楽しかったです。

・グラフ化して見るのがとてもわかりやすかった!

・宿題でもう少し悩むようにして欲しかった。もう少し自分で計算しながら

悩む要素を残してほしかった。→次回の改善点にさせていただきます。

・この55万円は安かった!本当にこの会が楽しみで早くみんなに会いたかった!

(ほんまかいな?と他のメンバーが笑いながら突っ込んでいました)

と嬉しいお言葉を頂戴しました。

 

決算書は、企業の通信簿ですのでここをきちんとおさえて

頂くことはとても重要です。私もこのセミナー講師を担当させていただき

改めて決算書を理解することの大切さを教えていただきました。

 

人材開発センターのプログラムでは、

1回の開催ですが、年2回の開催で

決算書が苦手な社長さん・幹部社員さん

向けの道場として開催し続けたいと思いました。

 

また、決定次第アナウンスさせていただきたいと思います。

 

今回の参加者の皆さん本当にお疲れさまでした。

そして、この知識を現場で活かして下さいね!

よろしくお願いします。

 

コンサルティングに強い 大阪 税理士小笠原/河原事務所 才木でした。


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