工場経営研究会 第一回
2011.04.26
税務
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原です。
先日、大阪府工業協会の「工場経営研究会」に参加してきました!
なぜ税理士なのに工場経営のことを勉強するのかといいますと・・・
弊所は製造業のお客様が多く、
そのような会社の経営者の方々の相談などを受ける際には
自分自身もしっかりと製造についてのノウハウを
持っていないといけないからです。
また、私自身、生産性の分析手法や改善手法について興味があったことから、
今回このような研修を受けてきました。
第一回目は「工場幹部としての心得」です。
そこでは、工場の管理をするための心構えや
リーダーとしての役割、
安全に生産するためのポイント
現場とのコミュニケーションの手法など
一回目から非常に内容盛りだくさんで、
あまり工場の管理方法等について知識のない私にとっては
勉強になるものばかりでした。
今回はその中で特に印象的だったことを一つ紹介します。
問題解決スキルについてのことで、このスキルは大きく分けると
①問題発見能力…問題をしっかり発見し事実を事実と認める能力
②問題創造能力…問題が生じる前に課題をあらかじめ考える能力
の二つがあります。
これはどちらも大事なことなのですが、
特に重要なのが問題創造能力です。
といいますのも、問題が発生してからでは遅いこともありますし、
それを未然に考えておけばそれに対処する方法も
考えやすいということがいえるからです。
つまり、経営者が現場監督などに対して、
「何か問題はないですか?」と聞いた際に
相手が単に「何も問題がない」といったときは、
場合によっては何も問題を予測できてないという可能性もあるということです。
これは、日常の私たちの業務
についても同じです。
私自身もこの講義を聴いて
常にどのようなことをすれば、問題が生じるかを把握し、
日ごろからそのようにならないためにはどうすればよいのか?
を考えていく必要があることを改めて気づかされました。
この「工場経営研究会」は今月から1年間ありますので、
そこで学んだことや印象的だったことにつきましては
またいろいろとご紹介させていただきたいと思います。
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 扇原でした。