すごい会議セミナー
2013.03.15
税務
コンサルティングに強い 御堂筋税理士法人 才木です。
何年前でしょうか?
コンサルタント業界で一世を風靡した大橋禅太郎氏の
『すごい会議』の1日セミナーに参加させていただきました。
上場企業では、このパッケージを2500万円で導入された
実績があるとのこと!
2500万円と聞くとその金額に驚きますが、
投資コストは、費用対効果なので、2500万に対して
どれだけの企業にとって価値があるかが問題です。
事例企業のお話をお聞きしていると、
『すごい会議』ででてきた、メーカーの商品開発期間
短縮案で、3ヶ月の短縮が可能になったとのこと!
3ヶ月の開発コストと開発遅れによる機会損失を計算すると
数億円となります。
したがって、2500万のコストで数億円の売上・粗利の確保を
考えると費用対効果は素晴らしいという結果となります。
このような効果を叩き出す『すごい会議』の内容とは?
導入準備のポイントをまとめますと・・・・
1.すごい会議の準備
・プロジェクトの期待:1年後のプロジェクトで何が達成できていれば大成功か?
・メンバーの選出:4人がベスト⇒多くても6人
・場所と時間
・準備物(会議室、ホワイトボード、ポストイット、時計等々)
2.すごい会議のルール
・携帯の電源は切る:マナーモードは気が散る
・休み時間以外は、全員が部屋にいる
・質問に「わかりません」という回答はなし
・発言は3S(Short短く、Simple簡潔に、Straight直接的な表現で)
・可能な限り愉快にやる
3.あなたの期待
・メンバーが求める会議の成果を質問する。
・「今日一日の会議は終わったときに、どんな成果が出ていればあなたにとって一番価
値があるか?」
という内容でスタートします。
私たちが日々行っている会議とほとんど同じ内容でありますが、
最近若干不足していると思われることは、『会議への期待』を
明確にするということでしょうか?
ここは、再度確認する必要があると感じました。
また、進行内容をお聞きすると、NLP要素がふんだんに使用されていました。
たとえば、現状の問題点を書き出して下さいとお願いします。
『最近、部署内が忙しくうまく情報共有できていない。』
という問題点を、「どのようにして、・・・・・でくるか?」という形に変更します。
『そのようにしたら、忙しい部署内でうまく情報共有できるのか?』
という言葉に変換していただき、個人の感想をお聞きするといった進行です。
これは、問題を解決策に導き出すという効果とともに、
他責めいた表現を、自責に置き換えるという効果もあります。
シンプルですが、とても強いフィードバックとなる可能性があります。
それと、大橋先生のパワーある進行方法も魅力的で
とても勉強になりました。
コンサルティングに強い 御堂筋税理士法人 才木でした。