コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所 才木です。

今日は、A工務店に人事制度構築のコンサルティングに
訪問してきました。

月1回終日かけて社長さんと打ち合わせをしながら
今まで完全に鉛筆ナメナメで評価していた人事評価
そして処遇への反映をルール化することが目的です。

本日はその第3回目。
まず、人事制度とは関係ありませんが近況報告を
お聞きしました。

3月決算のA工務店さん。9月末で中間決算となる節目
ですが、なんと経営のコックピット上の予測では、順調に
工事が予定通り進めば当期の利益決算が確定!
いい感じですね
あと半年間で受注そして完工できた物件の粗利は全て
追加利益です

しかし、現在進行中の物件でのトラブルが発生して、
社員さんもパニック状態・・・・。
そんな中、社長さんは問題点や課題を月に2回ご自身
で書き出して整理しておられました。
ここらへんが、成果を出すリーダーの凄さですよね!

そこで、
『その社長がまとめに使っている情報を
幹部社員さんに公開したら皆さんも整理
がつくのではないでしょうか?』
と提案すると、

社長が
『そうですね。私の頭の中を共有できると
社員も優先順位が分かりやすいもんね』
と早速公開されるとのこと。
このあたりも実行スピードが速いですね。

そんな近況報告を終了して、本題に!
現在の給与制度をアレンジして毎年人事評価
を実施して4月に定期給与改定を、
賞与では利益連動型の分配方式をとるような
制度の整合性を確認してゆきました。

おおむね新制度自体は承認され使えそうだな
という実感をふたりで掴むことができました。

すると、社長さんが定年が近い社員が定年を迎えて
退社します。その補填人員として新人を採用したり
事業強化のための増員を検討しているがこの新制度を
加味した人件費増減を見たいとのこと。

それならばということで、社員さんも20名程度ですので
10年間の新制度による年収予測をその場ではじめました。
1時間半程度の時間で、未来入社社員も加味した
人件費予測が完了しました。

社長
『これは凄い資料だね!
この人材投資計画だともう少し中期計画の数字を
上方修正しなければいけないですね』
との感想。

ということで、10年間の人件費推移表に目標売上・粗利
そして一人当り粗利数値を検討していただくことを次回までの
宿題とさせていただきました。

この資料は、社員の立場でも自分の将来の年収イメージが
掴めるので使い方によっては社員と共有できる資料になると
思いました。

社長
『こんな前向きな考えになれるのも
現在の利益のおかげですね。』

ドラッカーさんの
『利益はコストである』という言葉が
私の頭の中を駆け巡りました。。。。

コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所 才木でした。


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