みなさん、こんにちは!

わたしが関与させていただいている I 社は、
5S活動や営業プロジェクト、人材育成への取り組みと
様々な活動を行っており、成長をし続ける企業であります。

しかし、
本社の総務経理部門が
その成長に遅れを取ってしまっているのではないか?
という疑念が前々からありました。

責任感が足りない
会話がほとんどない
役割分担が明確でない
作業が二重になっている
一人が大声で怒り続けている

何だか空気が重たい
そんなことを感じておりました。

今後さらなる成長を続ける企業として、
経理部隊の改革の必要性を感じた私たちは、
今の現状をありのままトップに伝えることにしました。

お話をさせていただいた際、
社長は、その場に経理課長を呼びました。

課長にもありのままを伝えました。
経理部門の目指すべき姿を伝え、改革の必要性を提言しました。

課長には心苦しい場面であったと思います。

課長は、会計専門家であり、
経理部隊を率いていくには十分な人材です。
人当たりが良く、対立する場面では自己主張できる人物。
しかし、経理課長に就任してからの彼に
リーダーシップが見られたかというとそうではありませんでした。

その原因は何であるか
私たちはよくよく解っておりました。

ここでは深くお話をすることはできませんが、
もう1つの勢力が彼のやる気を減退させていたのです。

課長に改革の話をしたとき、
社長は、彼にリーダーとして改革を推進していくよう伝えました

最後にわが社の所長である小笠原士郎は、
「君が経理部門を率いていかなあかんやろ!」と伝えました。

わたしはその場に居合わせませんでしたが、
そのときの彼の顔は、
スッキリしてやる気に満ち溢れているように感じた」、と所長から聞きました。

わたしは正直、
本当に?あの課長が?
と思っておりました。

昨日、課長にお会いし、
今後の体制について話し合いをしたとき
課長が生まれ変わっていることを実感しました。

課長を変わらせた原因は何なのか?

①目標・目的を明確した
 経理部門の進むべき方向性と課長としての役割が明確化された。
 そしてそれに必要な権限と責任が付与された。
②コミュニケーション
 社長が課長に①を十分に伝えた。
 課長は①を受け、専務とも話し合いを十分に議論した。

①と②の結果、課長はやる気を奮い立たせ、
改革への意思を明確にし、取り組みを実行しつつあります。

バーナードの組織存続の3要件
①共通目的
②コミュニケーション
③貢献意欲
トップが目標を掲げ、
それを社員に十分に伝えたら、
社員はやる気を出して仕事に取り組む!

このことを身を持って実感しました。


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