御堂筋税理士法人の佐伯でございます。

今回は前回に引き続きA社での経理の仕組み作りの
サポートをさせていただいた事柄についてご紹介
させていただきます。

今回は月次の確定日を早くするためには?
といった内容です。

まずは、A社の月次確定までの流れをヒアリングし
ホワイトボードに書き出していきました。
そして、どこにボトルネックがあるかを特定し
その部分についてどう解決することができるかを
検討していきました。

A社のボトルネックは事業所が多数あることから
①各事業所長から給料の金額の提出が遅く
 金額が確定しない
②高速代などの経費が請求書がくるまで確定できない
 (運送業のため多額にのぼるため重要な経費)
③売掛金一覧表の作成に時間がかかってしまう
 といった点などがあがりました。

①については、そもそも各事業所長の教育ができていないということが
 わかり、事業所長に教育を行い提出を早めてもらうということが決まり

②については、請求書がくるまで待つのではなく今の時代はネットから
 高速利用料がわかるためそれから金額を確定してみてはどうか?
 という話になり、これにより10日も早く金額を把握することが
 できることがわかりました。

③については、お話しをよくよく聞いてみると
 売掛金表を作成するプロセスで色んな人がかかわりすぎているため、
 待ちの時間があるという事がわかりました。
 
これは、他のお会社でもよくある話しです。
同じような資料を色々な人が作成し無駄な時間を費やして
しまっている。
もったいないですよね。
これの解決策は、一人の人が目的をもって資料を作成することで
色んな人が似たような資料を作り必要がなくなります。
これにより、待ちの時間がなくなり資料完成までスムーズにいきます。

ここではご紹介しきれませんが、今回の取り組みにより
月次の確定日が10日前後早くなることがわかり
A社の方にも喜んでいただきました。

あとは、決定事項を遂行していくだけですね。

御堂筋税理士法人の佐伯でした。

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