目の前の課題と中長期の課題

コンサルティングに強い　大阪　税理士　小笠原／河原事務所　才木です。

夕方にあるお客様の問題解決
ミーティングを実施しました。

メンバーは、社長さんと私と
金融面をサポートしてくださる
コンサルタントの方との３名です。

今日のテーマは二つ
１．短期の資金繰り対応策の決定
２．中長期の関連会社整理の方向性

このお客様のおかれている環境は
非常に厳しく、３ヶ月前から１月末の
資金繰りが厳しい事が予測されていました。

１月中旬の現在においてもまだ不足額
が発生する模様。
そこで３人で知恵を絞って対策の検討と
その対策のメリット・デメリット確認を行いました。

いくつかの対策案を確認して、何とか月末を
乗り切れるイメージができました。
１月が１０月の仕入代金の支払ピークで
一番の山場でしたので安心はできませんが、
社長さんも少しホッとしたとおっしゃってました。

その後引き続き、６社ある関係会社を２社に
集約してコストダウンを行おうというご相談。
これから半年のスケジュールと２年間の集約後の
運用イメージもラフですがイメージできました。

今回は問題解決という切り口で入った
ミーティングでしたが、通常の経営計画でも
短期の課題と中長期の課題とをしっかりと
区分して検討しなければいけないなあと
感じました。

現状が厳しいときはついつい目先のことだけに
捉われがちですが、やはり中長期的は俯瞰して
わが社を見る視点は必要でしょうね。

また、月末までにご報告をいただくことを
お約束してミーティングを終了しました。
スムーズに対策が成功することを祈って。

コンサルティングに強い　大阪　税理士　小笠原／河原事務所　才木でした。