決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 榎本です。

先日NHKカルチャーにて、弊社の佐伯が講師として行っていた
決算書200%活用術」の最終回に出席させていただきました。

本セミナーは、
①専門用語を使わない
②ビジュアルにとらえる
③大きな目でとらえること
をモットーに行われた、セミナーです。

初回は、損益計算書を基に「儲けの構造を理解する」ことから始まり、
二回目は決算書分析とは「儲けてお金を残す」ことを学びました。
そして、最終回である今回は、「決算書を分析する」ことでした。
 
決算書を見て分析するとは 、経営の目的である「儲けてお金を残す」
という点から会社の評価を行い、課題を明確化することです。
 
そのために、「損益計算書の儲けるためのポイント」、
貸借対照表を見て「まともな資金感覚を身につけるための4つ原則」
そして、「人の生産性」について、見やすい図を用いて説明がされました。
 
儲けるためのポイントとは、
1、売上を増やす。 ⇒家計に置き換えると、給料の額面です。
2、粗利率を高める。⇒家計に置き換えると、源泉や社会保険料です。
3、固定費を減らす。⇒家計に置き換えると、貯金に回せるお金です。
 
4つの原則とは、
①自己資本比率を高くしたい!=とにかく利益を出すことに執着を持つ。
②手許のお金が増えるのが楽しみ!=売掛金(回収)と在庫を減らす。
③資産効率を高める!=投資の判断基準を持ち、金を生まないものは買わない
④借金の減っていくのが楽しみ!=利益の範囲で返済する。
 
人の生産性とは、
アウトプット/インプットをいい、成果(粗利)÷人員(人)つまり1人あたりいくら稼いだかです。
また、粗利のうち、人件費に割かれる割合を労働分配率といいます。
これらを用いて、生産性を分析する事が出来ます。
 
最後にサンプル企業を基に実際の決算書分析を行い、企業の経営状態・改善点を
受講者の皆様で確認していきました。
受講者の方々が帰えられる時、「本当にこのセミナーを受けてよかったです。」
とおっしゃられていました。

一緒に受講させていただき、分析の方法が学べたので、
近い将来お客様の決算書を分析してさらに理解を深めていきたいと思います。
 
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 榎本でした

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