本のご紹介
2015.05.02
税務
御堂筋税理士法人の佐伯です。
どうもご無沙汰しております。
今回は先日読んだ本について紹介させていただきます。
著者 村中剛志で本のタイトルは、『「先読み力」で人を動かす』
という本です。
内容は先を見据えて行動するためには、どういった思考が必要かが書かれています。
私なりに簡単にまとめでみましたのでご紹介させていただきます。
■先読み力ってなに?
1.「先読み力」とは起こりうる出来事(問題)を推測・発見する力のことであり、
問題発生以前の解決スキル
2.「先読み力」を養うには、仮説を検証するプロセスが重要
3.起こりうる出来事を推測・発見する力を「先読み力」、
先手を打つ1歩先に行動することを「プロアクティブ」
4.「プロアクティブ」には3つのプロセスが必要。①認知(問題の芽を認知、発見する)
②タスク化(対応策をタスク化する)③実行(対応策を行うことで問題を事前回避)
5.プロアクティブのメリット。①自分のために投資する時間を確保できる
②目標を短期間で達成できる③早いスピードで成長できる。
6.リーダーがプロアクティブな行動をとることによりメンバーの成長とチームの成長を
加速することができる。
■あなたの先読み力を知る
1.できる人の5段階
⇒レベル1報告のみを行い、対応を観察する レベル2アドバイスをもらい解決する
レベル3解決の選択肢を提示する レベル4解決の選択肢とベストの案を提示する
レベル5選択肢を判断して実行し、結果を報告する
■先読み力を鍛えるタイムマネジメント
1.タイムマネジメントで先読み体質にする
2.1日の計画と実績を確認し、何を先延ばしにしたか・予定時間で終わらなかった理由を把握し、
仮説をたてて修正する
3.仕事は緊急性・重要性の軸で優先順位を考える
4.その週のタスクのうち優先順位TOP5を洗い出す
⇒予定と実績を評価する(なぜ&どうして)
■リーダーに必要な3つのこころ
1.リーダーとして必要な3つのこころ(心構え)
⇒①リードするこころ②援助するこころ③感謝するこころである。
①リードするこころ
⇒リーダーはプロアクティブに行動し、プロアクティブにリードする必要がある。そのためにシンプルに
伝え理解されなければならない。
②援助するこころ
⇒自分でするのではなく、メンバーに任せ、そして見守り応援し、最後はゴミを拾って歩く。
そのためにリーダーは余力を残しながら仕事をし、いざという時に対応できなければならない。
③感謝するこころ
⇒やらない人が悪いのではなく、伝えられない自分が悪い。
そのために、命令ではなくお願いをして全体をコーディネイトする。
となっています。
ご興味を持たれた方は是非ご購入してみてはいかがでしょうか。
御堂筋税理士法人 佐伯でした。