本のご紹介 『人を動かす』
2015.05.31
税務
御堂筋税理士法人の中野です。
入社して2年目となった私ですが、
このたび初ブログを書かせて頂きます!!
早速ですが、私が最近読んだ本、『「人を動かす」 著:D.カーネギー』を紹介させて頂きます。この本のことは、皆さんご存知のことかと思いますが、世界で1500万部発行されている
大ベストセラー作品です。
今回はビジネスだけでなく家庭、友達などあらゆる場面で適切な人間関係を築くための原理原則がまとめられている本書の概要と簡単な感想を書かせて頂きます。
本書の概要
・「人を動かす3原則」
①何をするにしても誰にもそれぞれ理由があり、自分は正しいと思っている。
そこですぐに批判するのではなく、相手を理解しようとすることが大事である。
②人は誰でも他人に認められたいという気持ちを持っている。素直に他人の長所を認め、
重要感を持ってもらうことが大事である。
③常に相手の立場に立ち、どうすれば、そうしたくなる気持ちを相手に起こさせることが
できるか考える。(その人が一番欲しいものを考える)
・「人に好かれる6原則」
①誠実な関心を寄せる。
他人に示す関心は、人間関係の他の原則と同様に、必ず心底からのものでなければならない
②笑顔で人に接する。
笑顔など見せる気にならないときはまず無理にでも笑ってみるべきである。幸福であるよう
にふるまうと、本当に幸福な気持ちになってくる。
③名前を覚える。
人に好かれる一番簡単で、一番大切な方法は、相手の名前を覚え、相手に重要感を与えるこ
とである。
④人の話を親身になって聞く。
話し上手になりたければ、聞き上手になることだ。興味を持たせるためには、まず、こちら
が興味をもたねばならない。
⑤相手の関心を見抜き、話す。
人の心をとらえる近道は、相手がもっとも深い関心を持っている問題を話題にすることで
ある。
⑥心の底からほめる。
人間の行為に関して、重要な法則がひとつある。この法則にしたがえば、たいていの紛争は
避けられる。これを守りさえすれば、友はかぎりなくふえ、常に幸福が味わえる。この法則
とは「常に相手に重要感を持たせること」である。
私は本書を読んで、当たり前のように感じることであるが、なかなか実践できていない人が多いのではないかと感じました。人とどう関わり、どのような関係性を築き、なにを遂行していくのかが、人生を形作っていくものであるということを改めて感じることができました。
本書にはほかにも紹介しきれていない興味深い原則がまだまだたくさんあります。
ぜひ一度、本書をお手にとられてみてはいかがでしょうか。
御堂筋税理士法人の中野でした。