コンサルティングに強い税理士法人 小笠原事務所 才木です。

 

今日は、飲食業チェーン店の中期経営計画策定ミーティング。

当期の全社目標は、あと2ヶ月の見込みで達成できそうです。

外部環境の厳しさから鑑みると、素晴らしい結果であります!



ということで、中長期的にもう少しストレッチした計画を幹部メンバー

と共有したいとの社長の意向で実現したミーティングです。

 

幹部メンバーは3名。創業当時から社長を支え、本当にわが社を愛し

ビジョンの実現に誠意を尽くしてきた方々です。

 

本日のテーマは、3年後現在の13店舗を倍の26店舗にした組織を

描きながら、出店店舗の業態の絞り込みと組織の問題点を洗い出し、

来期の単年度の課題を見つけようという狙いです。

 

まず、幹部メンバー3人の現在の時間の使い方のヒアリングから

スタート。私たちがいつも実施する時間調査分析の簡易版です。

ビジネス上で行っている業務を

1.重要性大、緊急性大:本来業務

2.重要性大、緊急性小:戦略業務

3.重要性小、緊急性大:日常業務

4.重要性小、緊急性小:雑務

の4区分で実際の1ヶ付きの業務内容をヒアリングすると、

3人とも日常業務が50%あるとのこと。現在は仕方ないとしても

できれば日常業務は部下に移管して、戦略業務にシフトできるということが

判明した。このように、改善業務や負荷がかかる業務を検討する際には、

現状の時間の使い方を確認することは重要だとつくづく感じるところです。

 

さて、本題に戻り26店舗体制にする場合のシュミレーションからでた結論は、

1.得意業態の二つに特化して出店する。

2.店舗スーパーバイザー候補生の育成が急務。

3.新卒採用は加速して進めなければいけない。

という3つの課題が浮き彫りになりました。

 

とくに1の得意業態に特化するという決定は、私自身非常に意味があったと

感じたポイント。理由は、トップである社長はチャレンジャーで今までの
>

出店は、同じ業態は一切なく出店されてきました。つまり、今回の同業態出店

の意思決定はこの18年間で初めての出店計画の意思決定であったからです。

しかも、幹部メンバーからその情報をしっかりと引き出して見事に幹部メンバー

が意思決定し、そしてその決定に対して、「やっぱりそうやな!そうしよう!」

と発言された。心中を察するとさまざまな想いがあったと推察されますが、

新たなチャレンジのために今までの自分のポリシーを捨てた瞬間でした。

 

組織の変化には、ドラマがあるなと感じました。

これからの変化にも期待が高まったミーティングでした。 

 

コンサルティングに強い税理士法人 小笠原事務所 才木でした。


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