コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所 園田です。


数か月前から、心理学を勉強しています。

今日は、両親のことを思い出すというセッションがありました。
心理学を取り入れたセッションを受けるのは、今回が初めてです。

私の父は、16歳で父を亡くし、高校は入学式だけ出席して中退しました。
そして、すぐに長距離運転手の仕事に就きました。

ですから、日本の地名や場所、道にはとても詳しい父でした。
もちろん、AT車が販売されていても父の車はミッション車でした。
「なんで1じゃなくて、2から動くん?」
幼い頃は、よくそんなことを不思議に思い、聞いていました。

そんな父の運転は、普通車に乗っても、大型自動車で鍛えた?運転でした。

ある日、若葉マークの私の横に乗っている父が、
「ここで止まれ!」と言いました。
交差点の停止位置からかなり手前で停車しました。
「なんで停止線まで進まないんだろう?」
すると、大型トラックが左折してきました。
こちらが交差点手前で停車していたから、大型トラックはスムーズに左折でき、窓から右手を出し、お礼のクラクションを鳴らしてとおり過ぎました。
「大型車は運転が大変なんや。だから、こっちが考えたらなあかん。大きい車に配慮して、先見て、運転しないとあかん!」と怒られました。
その他、渋滞時のハザードの出し方は、前が少し詰まっているときにはハザードを出さずに右ウィンカーをだし、詰まった場合のみハザードをだすなど、色々なことを教えてもらいました。
今は法律が改正されて数少なくなっていますが、今でも運転しているとトラックのフロントガラスの上についている3つの黄緑色のライトが気になって仕方ありません。時速40km以下で1つ目助手席側(○○●)、時速40km超~60km以下で2つ目運転席側(●○●)、時速60km超で3つ目真ん中(●●●)の順に点灯します。トラックの速度は目では判断が難しいので、その点灯によってどれくらいの速度で走っているかがわかります。

そんな父の運転している姿を初めて見たのは、今から16年前のことでした。
私の車の前に、大きなトラックが停車しており、私の車は動くことができませんでした。父に連絡をすると、すぐに走って来てくれ、
「運転手を探してくれる」と思っていたら・・・

いきなり、そのトラックの運転席に飛び乗り、大きなトラックを動かしだしました。今でも思い出すと鳥肌が立つ、衝撃的な場面でした。

それから数年、私も父と同じように免許を取得しました。
大型車を1時間運転すると、なんともいえない疲労感が襲います。
父が言っていたことが、身を持ってわかりました。

小さい頃は、とても寂しく今でも不満に思っていましたが、今日のセミナーを受けて、改めて父のことを思い出し、考え、家族のために一生懸命働いてきてくれたんだと心から思えました。


コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所 園田でした。


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